プロ彼女7 ページ1
JK「カムバが終わればツアーまでは休みもあるし、その時にゆっくり会えばいいんじゃないですか?」
JM「…うん。そうだね。
とにかく今は目の前のことに集中しないと…」
TH「安心しろジミナ。もしヌナとダメになっても、俺がちゃんと可愛い子紹介してやるから」
JM「…いや、集中させろよ」
どこまでも能天気なテヒョンイに思わず肩をガクッと落とした。
ヌナ…僕のことどうでもよくなったとかじゃないよね?
今すぐ会って確かめたいのに、それができないのがもどかしい。
なんだか前よりずっとヌナのことが好きになってしまってるみたいだ。
「収録始めまーす!準備してください」
スタッフさんが皆に呼びかけた。
JM「っし…行くか」
パシッと両手で軽く頰を叩く。
沈む気持ちをどうにか切り替えてスタジオに向かった。
----ここからヌナ目線----
現チーフからの引き継ぎが始まると今まで以上に慌ただしくなった。
チーフ「このマニュアルも読んでおいてね」
「は、はい!」
ドサッと何冊もの分厚いファイルが机に置かれる。
うへぇー…と思いつつ、やっぱり管理職になるって並大抵のことではないんだなと実感した。
そんな感じで仕事中心の生活を送っているため、ここ数日はジミンちゃんからの電話にもなかなか出られず、メッセージも遅れて返すしかできないでいる。
もちろん寂しいし声だけでも聴きたいと思うことはある。
けれど、今はとにかく無事に引き継ぎを終えて来月からのチーフ業務に備えたいという気持ちが強かった。
この忙しい時期が落ち着いた頃にゆっくり会えたらいいかな、と思っていたそんな矢先、ジミンちゃんが予想外の行動に出る。
「はー、やっと終わった…」
部長から指示されていた来月からの業務計画書がようやく仕上がった。
とりあえずこれで引き継ぎはほぼ完了となりホッと一息つけそうだ。
「今日も終電逃しちゃったなぁ」
疲れた体を引きずるようによろよろと会社を出る。
タクシーを捕まえようと大通りに出たその時、後ろからガッと腕を掴まれた。
「えっ!?」
驚いて振り向くと、そこにいるはずのない人が立っていて私は硬直する。
「ヌナ…やっと会えた」
なんとジミンちゃんだった。
「ジ、ジジ、ジミンちゃ……っむぐ」
「シッ」
すかさずジミンちゃんが私の口を押さえる。
「む……ごめん…」
「来て」
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もりぞう(プロフ) - ぽちさん» コメントありがとうございますっ!ハイっ(//∇//)ケンカの後のイチャイチャです〜!会えない時間が愛育てる…まさにそれですね(〃ω〃)取り乱して下さって嬉しいです//照// この後もぽち様にキャーしてもらえたらいいなぁと思います(o^^o) (2019年9月13日 10時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
ぽち(プロフ) - ケンカの後は…そりゃぁ…もう…キャー///待ってました、仲直りのイチャイチャタイムーっっ///会えない時間が愛を育てるんですよね///ね///(いつも以上に取り乱しております、スミマセン^^;) (2019年9月12日 23時) (レス) id: 8ba320eacd (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - AMさん» コメントありがとうございますっ!わくわくして下さったんですかー(o^^o)よかったですぅ(//∇//)初のケンカだったのでうまく書けたか心配でしたが安心しました(^^)これからも頑張りまーす!ありがとうございますね(;ω;)喜 (2019年9月11日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
AM - ケンカネタありがとうございました…!みたいジミンちゃんとヌナが見れてずっとわくわくでした笑 これからも頑張ってください! (2019年9月11日 15時) (レス) id: 833ff32843 (このIDを非表示/違反報告)
もりぞう(プロフ) - きむひなさん» コメントありがとうございますー!!嫉妬ジミンちゃんかわいいと思って頂けて嬉しいですっ!素敵なお話などと…(;ω;)嬉しすぎます。。こちらこそありがとうございますです。。毎日楽しみにしてもらえて大変励みになります(〃ω〃) (2019年9月10日 21時) (レス) id: a002e2b5b9 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:もりぞう | 作成日時:2019年7月20日 21時