ジミンちゃんと付き合っています。２

ドキドキする？４ ページ25

「そ、そうですね」



「ヌナ顔真っ赤」



ジミンちゃんがくすくす笑っている。



「あの…もう服着ていい？」



おそるおそる見上げた。



「だめ」



にっこり笑って、でもきっぱりと返される。



「そんなぁ…」



「ねぇ、後ろ向いてみて」



「うう…」



「うーわ…やらしー。



こんなえっちな下着があるんだね」



姿が見えなくても痛いほどに視線を感じる。




「ね、ねぇ、もういいかな？」



「じゃあそのままそこに手をついて、お尻こっちに向けて」



スルーされた！



「恥ずかしいよぉ」



「何言ってるの。僕を誘惑するために着けたんでしょ？」



「そ、それは…」



「もっとドキドキさせてよ…」



お尻をするっと撫でられて背筋が震えた。



「ひゃっ」



「ほら、はーやーく」



「う、うん…」



恥ずかしくて死にそうなのに、ジミンちゃんに言われると私はどうあっても抗えない。



惚れた弱みというやつなんだろうか。




「ふふ、すごい眺め。


裸よりずっとえろいね」




感嘆したように呟きながらおもむろに下着をクイッと引っ張る。



「あっ……」



布が敏感なところを擦り、思わず声が出る。



「感じちゃった？」



「も……やめ…」



「なんで？こういうことするためのものなんじゃないの」



そ、そうなのか…？



「わかんない…けど……っん」



「ヌナもいつもより敏感じゃん。…ここも、もうこんなだし」



「っ！」



指がいやらしくうごめくと体がびくんと震えた。



「…このまましちゃおっか？」



後ろから覆いかぶさってきたジミンちゃんが耳元で囁きかける。



「こ、このまま？」



「うん。だってこれ脱ぐ必要ないよね。全部出ちゃってるし」



確かにそうだな。



「でも、ジミンちゃん帰ってきたばっかなのに…」



「ヌナに会うために帰ってきたんだもん。



てか、こんなの見せられて我慢できるわけないし」




カチャカチャとベルトを外す音がする。



行為の始まりを予感して体がじわっと熱くなった。




「ヌナのえっちなとこ、たくさん見せて…」




トドメを刺すかのごとく甘い声で直接耳に吹き込まれ、私は完全にジミンちゃんの手に落ちていった。







「ねぇジミンちゃん」



「ん？」




バスルームで背中を流してもらいながらふと思ったことを聞いてみることにした。




「やっぱりああいうセクシーな下着っていつもより興奮する？」

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