【僕のヒーローアカデミア】魔導士、ヒーローになります！ (ページ9)

今日:11 hit、昨日:2 hit、合計:62,882 hit

story7 ページ9

午後からはヒーロー基礎学というのをやるらしい。
ここでは私はプロヒーローの補佐役のような扱いらしい。

｢わーたーしーがー！！｣

｢来っ…！｣

｢普通にドアから来たぁ！！！｣

あれがこの世界のNo. 1プロヒーローかぁ。
ナツとどっちが強いんだろ。

みんな興奮してんなぁ。
ちなみに私はヤオモモ(ちゃん呼び慣れないからもうやめた)の後ろの席だよ。
隣はいません(笑)

｢ヒーロー基礎学！
ヒーローの素地を作るため様々な訓練を行う課目だ！｣

ヒーロー科なだけあって、ヒーロー基礎学は最も単位数が多いらしい。
早速だがとオールマイトは

『戦闘訓練』

と言った。
まじかぁ。そしてみんな興奮しすぎじゃない？

コスチュームを各自に渡し、着替えたらグラウンド･βに集まるよう言い渡した。

私のコスチュームは大魔闘演武最終日の時のエルザの服を参考にした。

あれの、薄い水色に白い雪の結晶がついてるイメージ。帯代わりのリボンは青色にした。
あとは少し改良して、裾がチャイナ服みたいになってる感じかなぁ。

うん、動きやすい。

「わぁ、フロックハート先生めっちゃ和風似合うとる！」

「素敵だー！」

「元が美人だからすっごい似合ってるよ！」

「オチャコ…………と、トールにミナ……まで」

くうっ！こっちの子達名前呼びづらい！

グラウンド･βに集まった。
オールマイトは格好から入るのも大事だって言ってる。

確かに、鎧の怖い女の人、換装だもんねー。

「おっ！君がアリス・フロックハートさんか！今日からよろしく頼むよ！」

「あっ、はい！よろしくお願いします！てかみんな、フロックハート先生とか長いから、アリスでいーよ？下の名前で呼ばれるのほぼ初めてだから慣れなくて……」

「「(あっ、可愛い)」」

────────────────────

うわ、すごいコスチュームの人見つけた。

「カツキ、だっけ？手のやつ邪魔じゃないの？」

「あ？何だ宝石野郎。喧嘩売ってんのか？」

「何故そうなる⁉ あと私！一応先生なんだかんな！成績下げるぞ⁉」

しょっけんらんよー。

「………………ッチ！じゃあヒーロー名教えろや」

「ヒーロー名？えーと…………私向こうでは雪妖精(スノウフェアリー)って呼ばれてたけど……」

「じゃあスノウフェアリーな。ヒーロー名だから呼び捨てでいーだろ」

うわぁ、屁理屈！

────────────────────
会話文多いな。ごめんなさい！