【僕のヒーローアカデミア】魔導士、ヒーローになります！ (ページ40)

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「アリスさんまじでごめん！！！！！！」

「阿保か」

「”個性”発動アリの残虐ファイト！でも……あくまで騎馬戦！！
悪質な崩し目的での攻撃等はレッドカード！
一発退場とします！

それじゃこれより15分！
チーム決めの交渉タイムスタートよ！」

へー。一位のデクは1000万ポイントかぁ。
大丈夫かな。ちゃんと組めるかな。

なんて考えは杞憂に終わった15分後。
騎馬戦がスタートした。

『さァ上げてけ鬨の声！！
血で血を洗う雄英の合戦が今！狼煙を上げる！！』

「ショート、チームの組み方上手いな。自分に足りない個性を把握して、その上でチームを組んでる」

「だったらカツキもイイと思うけど？てかB組ならあの金髪の子いいんじゃない？」

「ネイトだな。あいつは人を煽るのが上手い」

それヒーローとしてどうなのって思ったけど、カツキも十分アレだわ。

「あ、ショート1000万とった」

「もうそろラストスパートだな」

デクが1000万取り返そうとするけど、手に入れたハチマキは違うもの。

けど、私達は違う所が気になった。

「ショート、炎も出せるの…………⁉」

「アリスさんとお揃いだな。けどアレは…………」

スティングの言う通り、迷ってるように見えた。
炎を使う事を…………。

『タイムアップ！！！！
早速上位4チーム見てみよか！』

やがて時間切れになり、飛び出してったカツキが顔から着地した。

「つくづくナツみたいな奴ね」

『1位轟チーム！
2位爆豪チーム！
3位鉄て……アレェ？オイ！心操チーム！？
いつの間に逆転してんだよオイオイ！』

デクは圏外…………かのように思われた。
きっと本人も、そう思って落ち込んでるんだろう。

けど実際は

『4位緑谷チーム！！
以上4組が最終種目へ進出だああ───！！』

フミカゲがショートの頭のポイントを奪っていて、四位になった。

「おめでとう、デク」

頑張ったね、A組のみんな！

「B組が…………うっそだろ。A組強すぎ！アリスさんまじでどんな教育してんだよ！」

「愛情、かな？」

「…………妖精の尻尾怖い」

「うそうそ！みんな仲良く火ィ付け合ってんのよ。さっきアイザワさんも言ってたけどさ」

さーて、お昼休憩だー！
何食べよっかなー。