【僕のヒーローアカデミア】魔導士、ヒーローになります！ (ページ12)

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二人を檻から救出してから、モニタールームに戻った。

「アリス先生強くない⁉」

「しかもあれ絶対全力じゃないよね！」

「あれ、バレた？途中から楽しくなっちゃってねー！でも時間制限あったらしいから、強行突破？流石に本気出しちゃったら死人が出かねないしね！」

オールマイト先生がこっちをあんぐりと見つめている。
私何かしましたっけ←

「炎食べたり氷食べたり…………君何者？」

「雪の滅竜魔導士です♡ あと少しだけ火の滅竜魔法使える程度、かな」

「クソチートがぁぁぁ！」

カツキ顔ヤベェ。顔すげぇ。

「いやいや。私よりチートな、鎧の怖い女の人を知ってるよ私は。てか…………そんな事言っちゃえば、私の世界はチート人間で溢れてるよね」

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放課後、みんなが教室で反省会みたいなの開いてた。偉くない⁉ ウチのギルドの人達反省会なんかせんよ⁉

「にしてもアリス先生すげぇよな！今度そっちの世界つれてってくれよ！胸でかい姉ちゃんがたくさんいるんだろ⁉」

「やめといた方がいーと思うよー？命の保証は出来ないしー。私でさえ何度も死にかけてるもん」

そう言ったらドン引く人間が続出しました。

「いやね？ぶっちゃけ言えば、こっちに来る数日前まで私、全身包帯でぐるっぐるだったんですよ。骨とか折れまくってたよねー！笑」

笑顔で言ったらまたドン引かれた。解せん。
しかもデク？はカツキ追っかけて帰っちゃったし。

「カツキってプライドの塊みたいな生き物だよね。あそこまでプライド高い奴あんまりいないよ。しかも正義側では」

そう言ったら今度は爆笑された。忙しい子達だなぁ。

何だかんだ楽しくやってるよ。ルークは元気？

沈んでいく夕日を見ながら、私は静かにそう思った。