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135話 ページ41

パチンッ。
ピー。

零が爆弾の最後のコードを切ったのと、ランプが光るのはほぼ同時だった。

「ええ⁉」

「ちづる!!」

零が私を守るように抱きしめてくれる。
けど、いつまでたっても衝撃はやってこない。

二人して爆弾を見ると、ちゃんと解体されていた。

ホッとして、力が抜けた。
零もちょっと間抜けな顔をしてる。

「これで…………車軸が破壊される事はないね」

「ああ。たださっきの音を聞いた限り、奴らが仕掛けてきてるのは間違いないだろうな」

ベル姉達、一体何をする気なの……?

「今この観覧者には風見とキュラソーが乗っている」

「きっとゴンドラごと連れ去る気だったんだよ。だからさっきのは………………落ちる音?」

落ちた音だったよね、何回思い返してみても。

「何でゴンドラを手放したんだろう……」

「……………………キュラソーがいなくなった、とかか?」

「は⁉ それはなくない⁉ 逃げ出す理由なんてな…………」

「裏切った、だとしたら?」

そう言いながら、零は爆弾を回収しに行った。

ありえなくもない……。シェリーだって裏切って逃げ出してるし。

だったら何故このタイミングで?
そう考えた時、少年探偵団のみんなを思い出した。

コナン君は最初、キュラソーを保護したんだよね。記憶がない状態の彼女を。

てことはまさか………………。

ドガガガガガガガガガガ!!

「今度は何⁉」

「ちづる無事か⁉」

零が爆弾を半分くらい回収して戻ってきた。
銃撃かよっ!!

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Chiharu(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます! 更新は来年2月までできないのですが、コメントはお返ししますので! コメントを励みに来年まで頑張ります! 応援と他作品、よろしくお願いします(´∀`) (2019年8月6日 16時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
アリス - やばい!好みにドストライクです!Chiharuさんの作品が大好きなので、頑張ってください! (2019年8月5日 17時) (レス) id: 50ca3fafb3 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - mamiさん» ありがとうございます! 勝手なる私事で皆様を振り回してしまい本当に申し訳ないです……! コメント、励みになります! ありがとうございました! (2019年8月3日 9時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
mami - 面白かったです!2月から更新頑張ってください! (2019年8月3日 3時) (レス) id: 3ba7cafabb (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - RURUさん» ありがとうございます!(´∀`) 始まりましたよ! 純黒編! 今は下書き書き終えてホッとしてます笑 意外な展開ばかりなので、楽しみにしていてください! (2018年9月27日 23時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:Chiharu | 作成日時:2018年8月2日 23時

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