【名探偵コナン】 紅の花嫁3

127話 ページ33

天井のライトが私達を照らしているライトに落ちてきて、明かりが消えた。

「キール、バーボン、ロゼ！ 動くな！」

なんて言われたが無視。
バーボンと二人で逃げる。手錠外すのギリギリで間に合った……。

バンッ！

扉が開いて、外の光が差し込んできたから、貨物の物陰に潜んだ。

一瞬見えた人影は………………赤井秀一？

ベル姉がスマホのライトで柱を照らしているけれど、そこにあるのは二つの手錠とキールだけ。

「兄キ、ダメです。逃げられやした！」

それを聞いたジンは舌打ち。
いや、したいのこっちだからね⁉

「バーボンとロゼは逃げたか……」

え、見て判んないの⁉ 何でいちいち言葉にするかなぁ⁉

「残念だなキール。ネズミの死体を見せられなくて。まあ時期にバーボンとロゼをお前の元に送ってやる」

殺害予告かよ！

ジンが今度こそキールを撃とうとする。
引き金を引こうとして……

「ジン待って！！」

あいつ引き金引こうとしたら止められるパターン多いな。めっちゃウケる。

「撃ってはダメ。ラムからの命令よ」

そう言うと、誰かと電話をし始めた。
ラム、か。

「キュラソーからメールが来たそうよ」

おっ⁉

「キール、バーボン、ロッセーゼ……三人は関係なかったと」

ふぁっ⁉ 誰それ！
ロッセーゼ誰やねん！ 私以外にも【ロ】のつくコードネームいたんかい！！

「だから言ったじゃない。ロゼは違うと思うって。無駄に怯えさせちゃって…………可哀想に」

ベル姉煽るなあ。
ま、今度ジンに色々買わせようとは思うよね。
ベル姉とのデート代全部もってもらお。お金持ってるもんね、たっくさん♡

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