122話 ページ28
零に正座一時間の刑を処したお姉ちゃんは、私を連れてヒカリちゃんの部屋に来ていた。
「ほんとにすみませんでした! まさかあんなに早く攻略してくるなんて……」
「星宮のせいじゃないよ。セキュリティ破られてもいーやって思ってた私の慢心に責任あるからさ」
「そうだよ、油断してた私達が悪いんだもん! ヒカリちゃんが気に病むことはないのよ?」
落ち込んでいるであろうヒカリちゃんを慰めに。
「そこで提案なんですけど……」
ヒカリちゃんはおずおずととてつもなくやばい事を提案してきた。
「ノックリストを削除して、私の記憶の一部にしようと思います。そうしたらもう誰も、見る事は出来ませんし安全です」
開いた口が塞がらない。
「「ダメだよ!!」」
数秒フリーズした後、二人揃って叫んでた。
「それだけは絶対ダメ!!」
「セキュリティ最大級に強化するだけでいいの!! ってかもうしてあるじゃん! じゃあもう夜遅い……ってか深夜だけど帰りなさい! 送ってくから!」
半ば強制的に帰らせる事に。
「ちづる! 私この子送り届けてくるから今日はもう終わっていいよ! シャワー浴びて寝てもいいし、一時帰宅するも良し! ただ、明日は地獄の始末書作成だよ」
「OK判った! 気を付けてね」
オフィスに戻ってから波南ちゃんを誘ってシャワーを浴びる事に。
ちなみに零はまだ正座してた。律儀だネ。
「予備の下着ロッカーに置いといて正解だったー♪」
心置きなくシャワー浴びれる。実は結構冷や汗ダラッダラ掻いてたから嬉しい。
「ちづるさんってスタイルいいですね……」
「そう? ありがとー。私としては、波南ちゃん細くて羨ましいなーって思うケド」
実は胸見比べられてたとか、知らない知らない知りたくない。←
320人がお気に入り
この作品を見ている人にオススメ
「名探偵コナン」関連の作品
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
Chiharu(プロフ) - アリスさん» ありがとうございます! 更新は来年2月までできないのですが、コメントはお返ししますので! コメントを励みに来年まで頑張ります! 応援と他作品、よろしくお願いします(´∀`) (2019年8月6日 16時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
アリス - やばい!好みにドストライクです!Chiharuさんの作品が大好きなので、頑張ってください! (2019年8月5日 17時) (レス) id: 50ca3fafb3 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - mamiさん» ありがとうございます! 勝手なる私事で皆様を振り回してしまい本当に申し訳ないです……! コメント、励みになります! ありがとうございました! (2019年8月3日 9時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
mami - 面白かったです!2月から更新頑張ってください! (2019年8月3日 3時) (レス) id: 3ba7cafabb (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - RURUさん» ありがとうございます!(´∀`) 始まりましたよ! 純黒編! 今は下書き書き終えてホッとしてます笑 意外な展開ばかりなので、楽しみにしていてください! (2018年9月27日 23時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:Chiharu | 作成日時:2018年8月2日 23時