【MHA×FGO】それを人は愛と呼ぶ 3 (ページ14)

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112話ページ14

「ねこねこねこ、それよりみんな！今日の晩はねえ……クラス対抗肝試しを決行するよ！しっかり訓練した後はしっかり楽しいことがある！ザ！アメとムチ！」

おお、そういや忘れてたな。一時的に武器を作るのは止めて、みんなの会話を聞く。ふーん、心がアレな人、多分怖いの無理なタイプだな。エルキドゥと全力で脅かしてやろ。

「というわけで、今は全力で励むのだー！！」

「「「イエッサァァ！」」」

再度集中し、特訓に挑む。自分でも気付かないうちに集中力が上がっていたらしく、特訓終了時間になってもしばらくやり続けていた。マンダレイのテレパスで終了を知らされ、驚いてまた波に乗って地面を滑った。
爆豪君にはいい加減にしろって怒られた。まだ二回目じゃないですか、許して。

「随分濡れたね、優作。今日は寒くない？」

「うん、今日は水温調節したからばっちり！肝試し楽しみたいし！」

「優作得意だっけ？」

「んーん、行った事ないから楽しみなの」

「そっか」

今日は寒くないし着替える余裕もあったから、森に遊びに行ってたエルキドゥと合流して肉じゃが作りに取り掛かった。
爆豪君包丁使い上手すぎる。何なの、凄いな彼。昨日の女子会の通り、あの性格じゃなきゃ爆モテDKだったんだろうな……。

「ん、ランサーアレとって」

「はい」

エルキドゥと協力して肉じゃがの味付けをしていく。草創家の味がベースになってる。

「優作ちゃんとランサーさんの連携もやば！よくアレで理解できるなぁ」

「もはや熟年夫婦の域じゃん！」

「んー、よくお母さんのお手伝いで一緒にご飯作ってるからかな」

「ほぼずっと一緒にいるしね」

「ん！」

絆レベルだけは夢火もないのに上がり続けてるのよね……あ、聖杯ないのにレベマになってたっけか。どういう仕組みしてんだ。

「優作、水こんなもんか？」

「ん、ちょっとだけ多いかな。……こんなもん？ありがと焦凍くん」

個性で中の水を少しだけ抜いて、違う所にポイした。水の扱いにはここ数日でだいぶ慣れた。もしかしたら最推しのアレが出来るようになるのでは！？ってちょっと調子乗ってたりする。

出来た肉じゃがのお肉は昨日の宣言通り、女子+エルキドゥで山分けした。

「んっま！！これ草創ん家の味付けなんでしょ！？ママさん料理上手なんだ！？」

「肉なしでも十分うめー！」

気に入ってもらえたみたいでよかった……。