202話 ページ8
「それ、じぇいどさんには嘘がつけないって事ですよね？」
「……とは言っても、同じ相手に使えるのは１回だけ。一度使ってしまうと、二度と同じ相手には使えません。それに、魔法耐性の強い方や、アズールのような用心深いタイプには効かないことがほとんどです」
使い所を誤ると、大変な事になりそう。使う時は慎重になりそうだなあ。
「もともと心のガードが緩い方、あるいは相手の心に隙が出来た時にしか効果がない。かなり効果範囲が限定されたユニーク魔法です」
「めちゃくちゃ怯えているヤツとか、ギャーギャー泣いてるヤツとかにも効きやすいよね」
「ふふふ、そうですねぇ」
この双子ちょっと怖いなぁ……。ユウ君と身を寄せ合って怯えた。
「ともかく、カリムさんはもともと他人との距離感が近いタイプだったので、あっさり僕の魔法にかかってくれました。僕は……『貴方は、催眠魔法を使える生徒の名前を知っていますか？』と聞き、カリムさんはそれに『知ってる』と答えてくれました」
「誰だったんですか？」
「しかし───……その名を教えてくれることはありませんでした」
「じぇいどさんのゆにーく魔法下において、でも？」
「はい。カリムさんは『絶対に他人には教えちゃいけないんだ』と。『昔、約束したんだ。だから言えない』と、そうおっしゃっていました」
失礼ながら、あのかりむさんにそこまで言わせるなんて……。その約束が、どれだけ大切なものかとてもよく伝わってくる。そしてその分、じゃみるさんを疑うには十分すぎる理由だ。
「はははっ！ 実に面白い。カリムさんの人情に、ジェイドのユニーク魔法が敗北したわけですね」
「非常に悔しいですが、そういうことですね」
「ラッコちゃんって超口が悪そうなのに、意外〜」
「人は見かけによらない、って事ですね」
「カリム先輩、すごく優しい人なんだね」
おくたゔぃねる三人はすごく楽しそうにしてて、私とユウ君はかりむさんの人の良さを再確認していた。
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こんにちは！ 最近とても暑いですね〜。暑い上にマスクでさらに汗かいて…………最悪な季節ですよ.°(ಗдಗ。)°.
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他の人と比べるのもどうかとは思うのですが、コメント少なすぎて悲しいです(笑)
面白かったー、ここはこうして欲しい解釈違いだ！ とかでも全然構いませんので！ 待ってまーす！
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どん - Chiharuさん» 分かりました楽しみに待ってます (2021年6月1日 10時) (
レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - どんさん» リクエストありがとうございます〜！ 夢主を小さくですね、わかりました。遅くなってしまいますが、必ず書きますね。 (2021年6月1日 9時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
どん - またリクエストしてもいいですか夢主人公が小さくなったところが見てみたいです (2021年5月30日 11時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - どんさん» たくさんのコメありがとうございます！ 本日、イメイラを描いたので、数日以内に載せさせていただきますね。セベクとの絡みは、本編で書かせていただきます(´∀｀) リクありがとうございました〜！ (2021年5月25日 20時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
どん - Chiharuさん» セベクと夢主人公の絡みが見てみたいです (2021年5月24日 18時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chiharu | 作成日時：2020年8月29日 0時
