201話 ページ7
部屋に戻って、じぇいどさんがかりむさんとどんな話をしたのか聞いている。案の定、かりむさんは誰かに洗脳されているみたい。
「やっぱり…………」
思わず口から言葉が出てしまった。おくたゔぃねるの三人に誤魔化しは効かず、正直に全部話さなくちゃいけなくなった。
「以前はかりむさんが双子だと思ってたんです。あまりにも性格が正反対だったので。ですが、かりむさんの部屋にお邪魔させていただく事があって。その時に双子ではない、他の誰かが関わっていると思ったんです。…………流石にその相手が誰、とまでは、確信がないので言えませんけど」
俯いた私の頭に優しく手を置きながら、ふろいどさんが誰がかりむさんを洗脳したのかと、じぇいどさんに問うた。
「残念ながら、それについては聞き出すことはできませんでした」
「それって、ジェイドのユニーク魔法でもわかんなかったってこと？」
「…………じぇいどさんのゆにーく魔法？」
「そういえば、オレ様達ジェイドのユニーク魔法は見た事ねぇんだゾ。どんな魔法なんだ？」
そういえば、ふろいどさんのは聞いた事あるけど、じぇいどさんのは知らないかも。
ちょっとわくわくしていたら、じぇいどさんがふろいどさんを睨んでた。
「……フロイド。ユニーク魔法の内容を他人に明かすのは感心しないといつも言っているでしょう？」
「あっ、あの！ すみません無理に聞くつもりないんで！」
「ごめんなさいじぇいどさん……あんまりそういうの知らなくて……」
とれいさんもけいとさんも、普通に話してくれたから…………まさか他人に内容明かすのがよろしくないなんて思わなかった。
「……ま、千春さん達には種明かしをしてもいいんじゃありませんか？」
思わぬところから助け舟がきた。
「魔法耐性がない人間は、たとえ真実を知っても防げるものではありませんから」
「なんか若干バカにされてる気がするんだゾ」
「うーん……まあ私は魔法使えますけど、魔法を受けなれてはいないので…………」
納得してくれたのか、折れてくれたのかはわからないけど、じぇいどさんは
「仕方ありませんね」
と言いながら、ゆにーく魔法の説明をしてくれる事になった。
「僕のユニーク魔法は、効果を知ればほとんどの相手に警戒されてしまうので、あまり明かしたくないのですが……僕のユニーク魔法『ショック・ザ・ハート』は、一度だけ相手に真実を喋らせることが出来るのです」
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どん - Chiharuさん» 分かりました楽しみに待ってます (2021年6月1日 10時) (
レス) id: 9e05ed3410 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - どんさん» リクエストありがとうございます〜！ 夢主を小さくですね、わかりました。遅くなってしまいますが、必ず書きますね。 (2021年6月1日 9時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
どん - またリクエストしてもいいですか夢主人公が小さくなったところが見てみたいです (2021年5月30日 11時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
Chiharu(プロフ) - どんさん» たくさんのコメありがとうございます！ 本日、イメイラを描いたので、数日以内に載せさせていただきますね。セベクとの絡みは、本編で書かせていただきます(´∀｀) リクありがとうございました〜！ (2021年5月25日 20時) (レス) id: 7076ed243d (このIDを非表示/違反報告)
どん - Chiharuさん» セベクと夢主人公の絡みが見てみたいです (2021年5月24日 18時) (レス) id: 2a665cb182 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：Chiharu | 作成日時：2020年8月29日 0時
