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ミユside


アハハッ


グレン怒っちゃったかしら。


でも全部事実だもの。


グレンが柊真昼を側に置いておくのがいけないのよ。


深夜「あ、ミウちゃん


起きたの?」


『深夜兄さん


お陰様で


暮人兄さんはどちらに?』


深夜「執務室だよー」


『ありがとうございます』


気付いてないわね。


フフッ


所詮は柊真昼の隠れ蓑だもの。



力が足りないダメな男よ。



私がミウのようにしてみればこの人は分からない。



こんなのと私が同じ地位だなんて、どうかしてるわ。



『さてさて、暮人兄さんは気付くかしら?コンコンッ



柊ミウです』



暮人「入れ」



『失礼します』


中にいるのは…三宮の長女と、暮人兄さん



暮人「ミウ…じゃなくてミユか


最近多いな。お前が乗っとるのは」



あら。


意外と早いわね。


『お早いお気付きで、柊暮人


深夜は気付かなかったのよ?』



暮人「アイツは所詮養子だからな


で?今度はどうした?


また真昼のことか?」



『いいえ、柊ミウのことよ。


アイツは弱い。


グレンには相応しくない。


だからあの子の魂を消して。


そうしたら私は完全にこの体を手に入れられる。』



そう、暮人がミウの魂を消してくれれば何の余儀なく私が表に出られるの。


柊真昼からグレンを守ることも出来る。



暮人「それは無理だな」



『やっぱり。


柊の次期当主も名ばかりね。


でもいいわ。


ミウは私が殺すから。』




☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆

またもやミユsideでした!

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作者名:みゆ | 作成日時:2015年10月4日 14時

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