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「さて、帰るか」
海に背を向け歩き出そうとすると、不意に何かに呼ばれた気がした。
後ろを振り向いての誰もいない。
勘違いだったのだろう。と、決定付けて海から離れた。
空は、あの日と同じくらい幻想的な空だった。
門をくぐっても雛が来ない。
誰もいないのかなぁ？何て思ったが電気は付いているのでいるのだろう。
いや、何かあったのかもしれない。
でも、ろくろ達だって強いし、硝達もいるから大丈夫。
そう思ったて、一度考えだしたら止まらない。
Aは慌てて茶の間まで走っていった。
急いで茶の間の戸を開けると、パァッンっと、クラッカーのなる音がした。
しかも、一個じゃない。何個ものクラッカーを一度に鳴らしたのだ。
紙吹雪や、テープなんかがAに降りかかる。
「・・・え、」
目を点にしたAにみんなの声が重なり
「誕生日おめでとう！！！」
そう聞こえた。
そこには、昼間あった繭良や士門、志鶴。それに、時々会うろくろと有主の同級生三人。
そして、してやったりと笑っている硝達。
＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿＿あーあ、何だ。いい事あったじゃん。
今朝思った事を、撤回しよう。いい事はあった。それも、これまでで一番の良いこと。
「ほらこいよA！このパーティーの主役はお前だぜ！！」
ろくろに手を引かれてみんなの真ん中に連れてこられたAは少し照れながら真ん中にいる。
「わたしときなこで、ケーキ作ったんだよ、Aちゃん！さ、食べて食べて！！」
「おめでとう、A。これ、プレゼントの盆栽だ。大切に育ててやってくれ。」
「俺からは、これ。髪飾りはあるから、ストラップ。繭良と俺とお揃いだ！」
「僕らからはコレ、わらび餅。好きだったでしょ？」
「ぼ、俺からは霊符のケースだ。古いの壊れかけてただろう」
「俺からは、これ！後で見てくれよな！！」
各々から、プレゼントを受け取ったAは硝達を見た。
「「「「A/大将/主/ご主人」」」」
「これは、オレらから。」
「六角水晶と、真珠のネックレス！可愛いでしょ」
「大将の呪力の安定を促すことができる。」
「なくすなよ？A」
そう言って硝はAにそのネックレスを付けた。
「・・・ありがとうっ」
「おいおい、泣くなよA。みんなお前の為なんだぜ」
「だからこそだろ、ですっ、う、嬉しくてっ」
「だったら、なおさら笑えよA」
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猫 - 深夜の睡魔って本当に怖いですよねぇ(遠い目) 寝るの我慢して変な事しちゃうんですよねぇ(遠い目) 面白かったです!!!これからも頑張って下さい!!! (2019年8月7日 17時) (
レス) id: 7b6f9874b2 (このIDを非表示/違反報告)
睡魔最強説(プロフ) - 木綿季さん» 了解っす！よろしくお願いします！ (2017年7月24日 22時) (レス) id: 7cab366bf0 (このIDを非表示/違反報告)
木綿季(プロフ) - 睡魔最強説さん» 久しぶりー！またよろしくね！ (2017年7月24日 22時) (レス) id: ad531bdb72 (このIDを非表示/違反報告)
睡魔最強説(プロフ) - 木綿季さん» うん、覚えとる (2017年7月24日 22時) (レス) id: 7cab366bf0 (このIDを非表示/違反報告)
木綿季(プロフ) - 待ってみないうちにだいぶ更新されてる← もと美夜だよ！覚えてる？？ (2017年7月24日 22時) (レス) id: ad531bdb72 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：睡魔最強説 x他1人 | 作成日時：2017年4月8日 11時
