陽だまりのきみに 【佐野玲於】

ただそれだけ ページ15

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結局起きてるうちは玲於くんからのお返事なかった。
夜はお仕事だもん、分かってる。



だけど、お仕事始まる前の夕方にわたしのこと思い出してラインしてくれたのかな、なんて考えたら嬉しくて、


わたしなかなか寝つけなかった







朝7時、
思ったより早起き出来たことにちょっと感動しながら
顔を洗って、ベランダの観葉植物に水をあげる



…今日は晴れてるから外に出したままで大丈夫そう。



《玲於くん : よし、じゃあ明日の昼に迎え行くから住所送っといて。》



スマホ開いたら、玲於くんからのライン
朝の5時にきてた



お仕事終わりに送ってくれたのかな？



ただそれだけのことなのに、すごくうれしい


でも、どこ行くんだろう。



玲於くんの私服どんな感じかな？
お仕事ではちょっとカジュアルめなスーツ着てるから、


わかんないや


住所だけ送ってスマホ閉じた




スムーズに準備を終えて、待ち合わせの駅まで向かう




ミオ｢A〜、おはよ！｣



A｢おはようミオちゃん、そのサロペットかわいいね。｣



ミオ｢だよね！古着屋さんで一目惚れしちゃって、もう即購入。笑｣



ミオちゃん日によって服の系統が違くて、でも髪の毛とかメイクとかもちゃんと服のテイストに合わせてて、もうすごいおしゃれなの


勉強させられてる




ミオちゃんがお腹すいたから行こうってなって、オムライス食べにきた



いつもは並んでるとこなんだけど、開店してすぐだったから、そんなにお客さんも並んでなくてすぐ入れた






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