私のチャラい幼なじみ【Alan.S】 完結

風邪 ページ10

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朝起きて、朝ごはんを食べて、


着替えて、髪を整えて



スマホを見れば



〈1件の新着メッセージ〉



《亜嵐:風邪ひいたから俺休む》



…せっかく今日、言葉にして伝えようと思ったのに



《A:りょーかい》




…亜嵐のばか。

私が頑張ろうとしてる時に風邪ひくなんて。




◇


『おはよー』


ユズ「お、おはよー


亜嵐は？」


学校に着けばいつものようにユズと涼太くんがいて



『なんかね、風邪だって』



涼太くんは本を読んでて、ユズはスマホをいじってる



涼太「そうなんだ、」



ユズ「あ！そういえば、


修学旅行の班決め、今日だよ！」



…忘れてた。



涼太「活動班はこのメンバーでいいよね」



『うん！』


ユズ「宿泊班どうする？」



ユズ以外に決まって仲のいい子はいない



『んー誰でもいいよ！』



ユズ「おっけー」



1限は班決めで、



宿泊班は、私とユズとミナミちゃんとひなちゃん



ミナミちゃんは今日はおやすみだから、



ひなちゃんと3人でよろしくね！なんて言ってる




…亜嵐、大丈夫かな




学校帰り亜嵐の家寄って行こ。




◇


コンビニでゼリーとスポーツドリンクを買って



亜嵐の家に来た。




亜嵐の家の鍵は昔から持ってて、


亜嵐も私の家の鍵を持ってる。




鍵を開けるけど、亜嵐ママがいる感じがしない



亜嵐、1人なのかな…




階段を上って亜嵐の部屋に入る。



静かだったから、寝てるのかもと思って


ドアを静かに開けた。









けど、私がここに来たこと自体、



間違ってたんだね…









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