【ONE】不老不死【PIECE】 (ページ35)

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33日目ページ35

ナミ「次の島が見えてきたわよーー！！」

泥棒ね……ナミの一声でみなが前を向く。確かに島が見えてきている。

「あれはスタンド島か」

ナミ「よく知ってるわね！」

「伊達に生きてるわけじゃないんでな、島巡りはよくしていたんだ」

ルフィ「すげェなA！」

ペタペタと足音が聞こえ、下を向くとチョッパーがキラキラした目で立っていた。

チョッパー「そうなのか！？なら、ドラム王国って知ってるか？？」

「ドラム…？ふむ……確かチョッパーの生まれは冬島だったか……冬島…あ、冬島といえば元気で活発で末恐ろしい娘がいてな…解剖させろと脅された」

チョッパー「そ、そんな怖い娘がいたのか！？」

ウソップ「解剖って…怖すぎる…」

「確か名前はくれは、と言ったかな」

「「「あの婆さんかい！！！！」」」

「なに、知っているのか？」

チョッパー「ドクトリーヌだ！おれの師匠なんだ！」

「ほう…師匠にまでなっていたのか…読み聞かせがてらにDの意思とか教えていたがまだ生きていたとはな」

ロビン「！ AはDの意思…Dがどんなものか知っているの？」

”Dの意思”という単語を聞くとすぐにロビンが反応した。やはり考古学者、しかもオルビアの娘だ。この単語はまずかったか…

「…知っている。空白の100年に実際私は生きていた」

「「「！！！」」」

フランキー「空白の100年…ポーネグリフのやつか」

ゾロ「すげぇな…」

サンジ「そんな昔から…」

ロビン「……」

「だが私から教えるのはつまらないだろう？

大丈夫、歴史は常に真実を指している。

あの空白の100年はきっと暴かれる

Dの意思も天翔る竜の蹄…天竜人の意味も、全てわかる」

一味は黙って話を聞いていた。特にロビンは真剣に聞いていた。

あぁ、やはり君はオルビアにそっくりだ。

「…静かにさせてしまってすまないが………あの島海軍うじゃうじゃいるから気をつけていくんだぞ」

ナミ「えええええ！！！？嘘でしょ！？」

ルフィ「うっひょー！！全員ぶっ飛ばせはいいのか！？」

チョッパー「つ゛か゛ま゛る゛う゛う゛～～！！」

ブルック「ヨホホホホホ！あ、Aさんパンツ見せてもらってもよろしいでs」

「断る」

ブルック「ヨホホ！！手厳しーーーっっ！！」

騒がしい一味に上陸の時が来た。