【ONE】不老不死【PIECE】 (ページ29)

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27日目ページ29

「800歳の頃は…そうだな、もう能力にも完全に慣れて扱いこなせるようになった頃か…

よく使っていたのは光語かな」

枕を手に取りAはそれをぎゅっとだきしめる。

ナミ「ひかり…ことば…」

「うん、敵とか全部どっかに飛ばしてたからな」

ロビン「そういえば生まれ故郷な何処なの？」

「生まれ故郷か……南の海さ。

消されたがな」

Aの目の色が変わる。

ナミ「消された…！？どういうこと！？」

「バスターコールは知ってるだろう？」

”バスターコール”と聞き、ロビンが反応する。

ロビン「……バスターコール…私もよ。」

「！！そうなのか！？」

ロビン「私は…オハラの生き残り」

Aの目が見開き、枕をベッドに置く。

「オハラ…！？待て、ニコ・ロビンだよな？」

ロビン「えぇ」

「思い出した…！！アンタ……母親はオルビアか！？」

ロビンの目も見開いた。

ロビン「しっているの！？」

「知ってるも何も友人なんだ！！オルビアは！」

ロビン「っ…！！そうだったの……！！」

ナミ「ロビンのお母さんと友達だったんだ…」

「そうか………それで、バスターコールされた理由は今でも分からないんだ。昔私はよく1人で旅をしていてな。帰るとみんな死んでいたよ。

辛うじて生きている大人に駆け寄り、理由と聞くと政府のバスターコールと判明した。

その時は怒りしかなかったな、政府と分かって途端に乗り込んだよ。」

ロビン「！！それで政府にも追われているのね…」

ナミ「それで……どうなったの…？」

「でも行くとまんま罠でな。政府の奴らは私が来ると分かっていたんだよ。

全員ぶっ飛ばそうと思ったが挑発に乗って後ろから殴られて気絶してな。

それから私が不老不死ということがバレた。」

ナミとロビンは黙ってAを見ている。

「それから毎日地獄だよ。インペルダウンに投獄された。」

ロビンナミ「！？」

あまりの告白に驚きを隠せないふたり。

Aは淡々と語り続ける。