【ONE】不老不死【PIECE】 (ページ27)

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25日目ページ27

「＿＿＿＿A！」

ナミ「ねぇ！A！」

「え？あー…すまない、ぼーっとしていた」

ナミ「他にもなにかこういうこと出来るの？」

「あぁ、……なら、花語(はなことば)」

そう口に出すとAの手にポンっと一輪の花が出現した。赤い薔薇だ。

ナミ「すごい！綺麗！」

「あげるよ」

微笑んでナミに渡す。ナミは喜んで受け取ってくれた。

ウソップ「凄いなー！その花って何でも出るのか？？」

「いや、ランダムだよ。」

ウソップ「そうなのか！でもすげェな！」

3人で楽しく雑談していると横から麦わら帽子が飛び出してくる。

……口を尖らせながら。

ルフィ「なんだよーーおれも混ぜろ！」

「どうしてお前は突っかかってくるんだ…今3人で話しているんだ」

ルフィ「なら船長命令だ！！おれも混ぜろ！」

ウソップとナミにはこういったことは日常茶飯事なので当たり前だが、Aとっては謎でしかなかった。

A「…随分と変わってるんだな……」

ルフィ「にししっ！Aはあったけぇな」

また麦わらは私に抱きついてくる。

A「やっやめろ！」

ルフィは離れる気配すらない。それに折れ、あぐらをかいていたが、腹らへんをぎゅっとされ、そのまま抱きしめられる形になった。

これが本当に5億の賞金首なのだろうか。(賞金額はさっき知ったが)

ナミ「あら、つい最近初対面だったのにもう仲良しね！」

ナミがこちらを見てニヤニヤしている。ウソップもそれを見て笑っていた。

こういう時には黒足はキッチンにいるんだな。

ウソップ「ルフィもよく懐いてるな～」

ルフィ「なんかな～おちつくんだよな～～」

ナミ「Aドキドキしないの？」

A「微塵もしないな。勝手にやっててくれ…」

またまた～！と言いながらナミとウソップは茶化してくる。

そこに黒足が来てルフィは引き剥がされたのは言うまでもない。