22日目 ページ24
一味に加入する、という自己紹介も済み、船に乗り込む。
黒足の小僧が少しうるさかったがな。
私は黙って”島亀”を見る。
「………」
どんどん遠くなる島亀を見ていると、麦わらの小僧が話しかけてくる。
ルフィ「やっぱおめー、残りたかったか？」
「あぁ、麦わら…「だからルフィだ！」…すまん」
ルフィはAの隣に座った。
「…いや、後悔はないよ。元々いつか出ようとは思っていたから」
ルフィ「…うし、A！」
「なん……」
麦わらがいきなり抱きついてくる。突然の事でバランスを崩し、倒れ込んだ。
「な、な、なんだ！！やめ…」
ルフィ「ししし！抱きついたら人って笑うんだぞ！」
「！！」
ヴァン、と、同じこと、
麦わらは相変わらず笑いながら抱きついている。
私は目をぱちくりさせる。
サンジ「Aちゃ〜ん！飲み物を持ってき……ゴルァァァァ！！！何やってんだクソゴム！！！」
黒足が私からルフィを引き剥がした。
サンジ「Aちゃん、大丈夫だったか？」
「すまない黒あ「素敵だぁぁ〜！！！♡」う、うわっ」
ハートの目をしてこっちに向かってくる。そこに泥棒猫がやってきてゲンコツを喰らわすと黒足は大人しくなった。
「……はは」
ルフィ「やっと笑った！！」
「え？」
ルフィ「おめー1回しか笑ってなかったもんな！よっしゃ！なら、仲間が増えたから改めて宴だ！！」
にしし、と笑うと私の手を引きキッチンへと迎え入れられた。
キッチンにはロロノア、ニコ・ロビン、鉄人、骨、動物、鼻の長い男がいた。
ルフィと私の後に続いて泥棒猫と黒足も入ってくる。
ルフィ「うっひょー！！もう飯がある！！よし！A！肉食え肉！！！」
強引に席に座らせられ、目の前に大量の肉を持ってくるルフィ。(ほとんど食われてるけど)
「あ、あぁ…」
ロビン「ごめんなさいね、彼いつもああなのよ」
「いや…大丈夫だ」
隣に座っていたロビンが微笑んだ。
大変な海賊の仲間になってしまったかもしれない。
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作者名：はるこてつ(べーきち) x他2人 | 作成日時：2014年9月16日 21時
