【ONE】不老不死【PIECE】 (ページ20)

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18日目ページ20

ロビン「…これが………この島の…」

「ええっと……確か、ロビンだったよな。」

ロビン「ええ」

「……先程は手荒な真似をしてすまなかった。」

ロビンは「いいえ、大丈夫よ」と付け足す。

そこで小鳥達の声が聞こえた。

「恩に着る。解読したら小鳥達に声をかけてくれ、仲間の場所へ連れていってくれるよ」

ロビン「あら、かわいらしいわね、ありがとうAさん」

「こちらこそ」

厄日だと思ったが、今日は案外いい日なのかもしれない。

そう強く思った。

私は寂しかっただけなのだろうか。

それは今でも分からない。

彼女は徐に歩き出した。

動物達があとをついていく。

ロビン「……本当に好きなのね」

ロビンは、その様子を見て静かに呟き、ポーネグリフに目を向けた。

兎『A様はね、とっても優しいんだよ！』

チョッパー「やっぱりそうなんだな！みんな雰囲気か優しいと思ったんだ！」

リス『Aさま、どんぐりとか沢山くれるんだよ！とっても美味しんだ！』

山羊『病気になった時も、すぐに来てくれて治してくれるんだよ』

チョッパー「どうやって治すんだ！？」

チョッパーは動物達に混ざり、目を輝かせる。

山羊『治癒語(ちゆことば)だよ、知らないの？』

山羊たにとって、治癒話は当たり前の存在のようだ。

チョッパー「い、いや…そんなもの俺達にはないぞ？医学で治すんだ！」

リス『へえ、人間たちは大変なんだねえ…』

兎『A様がいる島でよかった～！』

チョッパー「治癒語…」