07話 ページ7
Aside
「A！一緒に食べよ！」
水木がお弁当を持ってやってくる
岩「お、この席使えよ。
俺らは別で食べるから。」
そういって席を空けてくれる。
「ありがとう。岩泉君って優しいんだね。」
水「ありがとう岩泉くん♪」
岩「おー！いってことよ。」
及「なんだよ岩ちゃんいいカッコしちゃってぇ♪」
岩「何言ってんだお前。ほら行くぞボケ川。」
そう言って岩泉君と及川は教室を出て行く。
水「ちょっとー！A！もう岩泉くんと及川くんと仲良くなったわけ？♪」
「別に仲良くはなってないと思うけど・・？」
水「で、で。及川くんどう？？
ほんとイケメンだもんなぁ♪」
イケメン……そう…かなぁ？
「まーイケメンなのかもね。見た目は。」
水「及川くんすっごいんだよ！
そうしてお昼休みの間中
及川くんはすごくモテる話を
それはもぅ、お腹いっぱい聞いた。
わたしはもう興味がなくて上の空だ。
なるほど、確かに・・・
モテモテなわけね
……
胡散臭い笑顔だこと……。
お昼休みが終わる頃、教室で女子に囲まれている及川。
王子スマイルを浮かべながら、女の子たちと楽しげに話している。
あの顔……
「アレは訳ありでしょ。」
水「え？Aそう思うの？」
「まぁねー。」
水「Aが言うって事はそうなのかなぁ・・。意外だなぁ。」
ま、わたしには関係ないけどね。
やりすごそう。
＿＿＿＿＿
ようやく女子に解放された及川が自分の席に戻ってくる。
私の視線に気付いた及川が声をかけてくる。
及「なぁに？黒川ちゃん？♪
俺が側にいなくて寂しかったぁ？？」
及川はあたしにもあの笑顔を向けてくる。
ほんと、コイツよく疲れないな・・・
「いや別に……
なんか、めんどくさそうだなと。」
及「えぇー？ひどくなーい？
俺がめんどくさいって言うわけ？！」
へらっと笑いながら問いかけてくる
「んーなんか
無理してるように見えるからさ。」
及「えっ？……なにが？」
及川は少し戸惑ったように見えたけど
そのまま続けた。
「何って。
作り笑いも大変だなと思っただけ。」
チャイムが授業の始まりを告げる
「その顔、嫌いだわ。」
わたしはそう言って授業に向かった。
隣の席の及川がどんな顔をしてるかも知らずに。
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月宮みやこ(プロフ) - 続編！すっごく楽しみにしてます！頑張ってください♪ (2016年4月12日 22時) (
レス) id: 070658f542 (このIDを非表示/違反報告)
及川LOVE愛ちゃん☆ - 及川さんとhappyendという感じにして欲しいです！ (2016年4月10日 15時) (レス) id: 51a63e178e (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - shinox2さん» いつもありがとうございます！はい、今のところ残念ルートです(´д｀)挽回のチャラ川さんにご期待ください！ (2016年4月6日 22時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 及川くんやっちゃいましたね(^^; 関係の修復と烏養さんとの絡み楽しみにしてます (2016年4月6日 21時) (レス) id: 8321854822 (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - りんかさん» 本当にありがとうございました！引き続き宜しくお願いします！ (2016年4月5日 1時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：sin666 | 作成日時：2016年3月31日 16時
