46話 ページ46
繋心side
影「……というわけです。」
西谷から連絡をもらい坂之下商店で待ち合わせると、
影山から事の顛末を聞いた。
西「影山が気づいたのに、
及川が気づかないなんてあるんすかね?」
影山は少しムスッとしたが、大人しく話の流れに乗った。
繋「恋は盲目ってやつかねぇ・・。
だが、影山が気付いたことで、及川は岩泉からAのことを知った可能性があるってことか。」
影「なんか、すいません……。」
西「お前のせぇじゃねーよ。
オレも怒鳴って悪かったな。」
繋「そーだぞ。
この場合、及川の行動のほうに問題があるんだ。」
2人は「行動」の内容に興味を示すが俺は話をはぐらかした。
繋「お前ら、及川がAのことを知って
傷付けるようなことするような奴だと思うか?」
俺は同じ高校生の意見に頼ることにした
西「女タラシのやる事なんて分かるわけねーっす!
ただ、もし、それが傷付けた理由なら
俺は約束を守れる自信ないっすよ。」
_______お前はそうゆう奴だな。
影「確かに、及川さんはヘラヘラしてますけど
頭はいい人です。
ずっと探してたんですよ?!
なのに……意味がわかりません。」
_______影山に同感だ。
繋「どっちにしろ、黒姫だってことが広まるのはAの本意じゃねぇ。
Aには及川から距離を置くよう伝える。」
複雑そうな顔をした2人は頷いた
繋「影山、悪かったな。巻き込んじまって」
影「いえ、大丈夫です。」
繋「もう遅い。
2人とも車で送る。」
_______アイツは納得しねーかもだけどな。
2人を送り届けて、Aの家に行った。
Aに今日聞いた話をありのまま伝えた。
繋「お前覚えてるか?」
「そんな事もあったかもしんない。
けど、覚えてない。」
繋「だろーな。」
・・徹は薄々気付いてたのかな・・・。
_______『黒姫……まさかね。』
繋「どちらにせよ、バレたくねーなら及川とは距離を置け。
お前が黒姫だって知った上での行動ならなおのことだ。」
Aは少し寂しそうな顔をして目をつむると
しばらく考えたように
ふぅ…と息を吐いて目を開けた。
_______ほんと、寂しそうな眼するよなコイツ…。
徹へのこの気持ちも、
自分の過去もずっと隠しつづけよう
髪…おろしていかなきゃよかったな
その日、青葉城西は白鳥沢に負けた______
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月宮みやこ(プロフ) - 続編!すっごく楽しみにしてます!頑張ってください♪ (2016年4月12日 22時) (レス) id: 070658f542 (このIDを非表示/違反報告)
及川LOVE愛ちゃん☆ - 及川さんとhappyendという感じにして欲しいです! (2016年4月10日 15時) (レス) id: 51a63e178e (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - shinox2さん» いつもありがとうございます!はい、今のところ残念ルートです(´д`)挽回のチャラ川さんにご期待ください! (2016年4月6日 22時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 及川くんやっちゃいましたね(^^; 関係の修復と烏養さんとの絡み楽しみにしてます (2016年4月6日 21時) (レス) id: 8321854822 (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - りんかさん» 本当にありがとうございました!引き続き宜しくお願いします! (2016年4月5日 1時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sin666 | 作成日時:2016年3月31日 16時