検索窓
今日:7 hit、昨日:22 hit、合計:425,963 hit

34話 ページ34

とおる____



とおる!




____!




「起きて。そろそろ帰るよ。」




及「夢か…。」




懐かしいような、そんな夢を見た。


見上げるとAが心配そうに俺を見る。


「夢見てたの?」


及「うん、昔の夢だった気がする。」



彼女の後を追って俺も図書館を出た。


__________



帰り道、Aがスーパーに寄るというので付いていく。


そういえば

今日母さん帰りが遅くなるってと言ってたっけ?


つまりは俺の夕飯もないわけで…。





「今日は何作ろうかなー?」


及「……俺、ハンバーグがいいな。」



「なんで?」



及「…俺さ今日、帰っても夕飯ないんだよね。」



あわよくばAの手料理が食べられるかもしれない。



「そっか、じゃあハンバーグにしよっか」




及「ホント!?
  一緒に食べてもいいってこと??」




Aの家に行ってから

部活も忙しくなりなるべく意識しないように過ごしてきた。


こんなチャンスをあっさり受け入れてくれるなんて正直嬉しすぎるだろ。俺。




「そんなに嬉しいの?」


及「当たり前じゃん!
  女の子の手料理は男の夢なんだよ♪」




「そんなもんかねぇ。」





買い物を済ませ
モール以来の彼女の部屋に行く。




扉を開けると、玄関にはタビがしっぽを揺らしてしっかりお出迎えしてくれていた。




及「お邪魔するよ、ナイト君。」



_にゃーん
 


「私着替えてくるから、適当に寛いでて」






着替えという単語は、
あえて気にならないことにする。



雑念を振り払い、ソファーに座ると
ナイト君が足元に擦り寄ってくる。


その首には俺のあげた首輪。


及「気に入ってくれたかい?」


頭をワシワシっと撫でると気持ちよさそうに


_んにゃーん


結構カワイイじゃないか。


Aの言っていた猫の魅力が
少しづつ分かり始めたような気がした。



ガラッ____



「今お茶入れるね。」






パーカーにナマ足ショートパンツ・・・。



可愛すぎる…




いや、それより何よりだ!!!!




及「ちょ、ちょっとA
  メガネ・・・どうしたのさ。」

35話→←33話



目次へ作品を作る感想を書く
他の作品を探す

おもしろ度を投票
( ← 頑張って!面白い!→ )

点数: 9.9/10 (212 票)

この小説をお気に入り追加 (しおり) 登録すれば後で更新された順に見れます
454人がお気に入り
設定タグ:ハイキュー , 及川徹 , 烏養繋心   
作品ジャンル:恋愛
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告

感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)

ニックネーム: 感想:  ログイン

月宮みやこ(プロフ) - 続編!すっごく楽しみにしてます!頑張ってください♪ (2016年4月12日 22時) (レス) id: 070658f542 (このIDを非表示/違反報告)
及川LOVE愛ちゃん☆ - 及川さんとhappyendという感じにして欲しいです! (2016年4月10日 15時) (レス) id: 51a63e178e (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - shinox2さん» いつもありがとうございます!はい、今のところ残念ルートです(´д`)挽回のチャラ川さんにご期待ください! (2016年4月6日 22時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 及川くんやっちゃいましたね(^^; 関係の修復と烏養さんとの絡み楽しみにしてます (2016年4月6日 21時) (レス) id: 8321854822 (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - りんかさん» 本当にありがとうございました!引き続き宜しくお願いします! (2016年4月5日 1時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)

作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ

作者名:sin666 | 作成日時:2016年3月31日 16時

パスワード: (注) 他の人が作った物への荒らし行為は犯罪です。
発覚した場合、即刻通報します。