15話 ページ15
及川side
しまった。
思わず教室を出てきたものの
カバンを忘れてきた・・・
及「はぁ・・・・」
『そうゆう及川のほうが、あたしはいいと思うけどな。』
あんなことを言われた後に、あの仕打ちだ。
アイツの触れた左頬が熱い________
いつもだったら、ひらりとかわせるのに。
なんなんだ、あの女。
でも・・・・あの目・・・・。
思い出しただけで、また胸が熱くなる。
及「落ち着け自分。公私混同はしない。」
そう自分に言い聞かせ、部室の扉を開ける。
体育館へ向かうと、入り口付近にお団子頭が見えた。
及「なんで・・・・」
心を落ち着かせて、走って彼女の元に向かう
及「何さ、またからかいに来たわけ??」
何を威嚇してるんだよ、俺。
俺の言葉を聞いて彼女は苦笑いを浮かべる。
黒「そんなに威嚇しないでよ。及川。
仕返しのつもりだったんだけど・・
ちょっとやりすぎたかな。
あと、はい。忘れ物。」
そういって、教室に忘れたカバンを手渡される。
見透かされたうえ忘れ物まで届てもらうなんて。
仕返しって・・・・なんだよ・・・
俺、かっこわりぃ。
及「ありがと。」
そういってカバンを受け取ると、黒川は嬉しそうに笑った。
___全く調子狂うなぁ___
岩「おい、A!」
着替え終わった岩ちゃんがこっちへ向かってくる。
え?A??????
黒「なぁに?はじめ」
えええ?はじめ?????
な、なな、ななな、
及「何なのさ!!!二人して!!!
A???!はじめ???!
いつからそうゆう仲になったのさ??」
黒「さっき。」
岩「さっきだ。」
そのやり取りに固まっていると
岩「お前、今日何もねーなら部活みてけや。」
黒「えー?いいの?」
岩「おー。及川の取り巻きなんて、毎日来てるぞw」
黒「へーさすが王子。
じゃちょっと見ていこうかな。」
岩「おう、じゃーな。」
そういって岩ちゃんは勝手なことを言って
勝手に練習に入っていった。
黒「及川も練習行かなくていいの??」
そうだ。今はごちゃごちゃ考えている時ではない。
及「・・・行くに決まってるでしょ。
俺は主将だよ。」
気持ちを切り替えて、体育館へ向かう。
ホント、今日はらいしくない日だ。
その分、練習にぶつけてやる!
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月宮みやこ(プロフ) - 続編!すっごく楽しみにしてます!頑張ってください♪ (2016年4月12日 22時) (レス) id: 070658f542 (このIDを非表示/違反報告)
及川LOVE愛ちゃん☆ - 及川さんとhappyendという感じにして欲しいです! (2016年4月10日 15時) (レス) id: 51a63e178e (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - shinox2さん» いつもありがとうございます!はい、今のところ残念ルートです(´д`)挽回のチャラ川さんにご期待ください! (2016年4月6日 22時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
shinox2(プロフ) - 及川くんやっちゃいましたね(^^; 関係の修復と烏養さんとの絡み楽しみにしてます (2016年4月6日 21時) (レス) id: 8321854822 (このIDを非表示/違反報告)
sin666(プロフ) - りんかさん» 本当にありがとうございました!引き続き宜しくお願いします! (2016年4月5日 1時) (レス) id: 035c9a5757 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:sin666 | 作成日時:2016年3月31日 16時