___檻の中で舞う蝶___【参】

___看板盗難？___ ページ45

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休みの日が終わり 実家に行ってた人達も帰ってくる。

まぁ、一日だけだったからそんな行く人も

居なかったんだけどね。





私は教室で先生を待っている間に

前習った所の予習をしていた。

すると 誰かがこちらへ歩いてくる足音が聞こえる。





スーッ





山本先生｢A 大変な事になっちゃったわ。｣


『あら、おはようございます、山本先生 どうかしたのですか？』


山本先生｢実は……｣





話を聞くと 忍術学園の看板が無くなったと騒がれ

探して見るとドクタケ忍術教室の看板が発見された。





学園の看板をまんまと盗まれた挙句

知らぬ間に他所の看板も埋められていた

なんて事がバレたら恥ずかしい！となったらしく？

看板をドクタケに取られないように守る役目を

忍たまとくノ一にやらせよう！って感じらしい。





と言っても くノ一の下級生は今日水軍の元へ

水練を習いに行くので くノ一は私一人になる訳だ。

はぁ、寝不足で頭も痛いのに 余計頭痛が酷くなりそうだ。





山本先生｢それで、私は下級生といってしまいます 一人になりますが、大丈夫ですか？｣


『…えぇ、大丈夫ですよ ご心配なく。』((ﾆｺｯ


山本先生｢余り無理はしないようにしてください。｣


『分かりました。』((ﾆｺｯ





暇が潰せるのは確かに良いかもしれないけれど

こんな暇の潰し方は 望んでいないですね。





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『……そうは言われて外へ出てみたものの 何処へ行けっていうのさ。』





取り敢えずと思い 外をプラプラしてみるも

特に変わった事は無く 何も無い 暇だ。





平｢おっ やっと見つけたぞ！椎堂 ここに居たのか！｣


『あ……平くん 皆さん、おはようございます。』((ﾆｺｯ





また少し歩いてみると 四年生の中でも

とびきり濃いメンツの四人が集合していた。

なんか 嫌な予感しかしないよね。





『皆さん揃って 私に何か御用でしょうか？』((ﾆｺｯ


斉藤｢実は、学園長先生の指示で 四年生と一年生は協力して看板を奪われないようにって言われちゃって。｣


平｢そして この私 平滝夜叉丸が皆を連れ椎堂を探しに来てあげたという訳だ！！｣


『そういう事ですか……教えてくれてありがとうございます。』((ﾆｺｯ


田村｢構わん お前も私達の仲間の四年生だ 協力しようではないか。｣


『……そうですね。』((ﾆｺｯ





仲間 ねぇ……。

___協力出来るのだろうか___→←___可笑しな___

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