___寝れない泣き虫___ ページ26
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私は風呂に入り 夕食まで自分の部屋で勉強をした。
気づいたら夕食の時間を上回っており 未明ぐらいだった
一か八かで食堂へ行くと おばちゃんが起きててくれて
おばちゃんと話しながら夕食を終えた。
『……そういえば 報告しないと。』((ピタッ
私は 食堂からの帰りくの一長屋へと向かう廊下の途中で
足を止めた。
一応と思って 先生方に報告をしに職員室へ行った。
『……すみません 先生方夜分遅くに、』((ニコッ
障子を開けると 残業という名の居残りをしてる先生方
可哀想とも思うが しょうがない事なのだろう。
報告内容は至ってシンプル 今日の曲者雑渡さんの事。
後輩達が知らせているだろうけど 一応ね。
『____ __ ____って事がありました。』
〜〜先生「それは……分かった 知らせてくれてありがとうな 椎堂。」
『いえいえ 私の方も報告が遅れてすみません。』((ニコッ
『それでは お仕事頑張ってください。』((ニコッ
〜〜先生「あぁ 廊下暗いから気をつけるんだぞ。」
『お気づかい感謝します。』
私はその言葉と共に 障子を パタリ と閉めた。
そして くの一長屋と忍たま長屋の境目でまた私は
ピタリ と止まった。
???「……ぐすっ うぅっ………」
『……泣き声?』
忍たま長屋の方から 啜り泣く声が聞こえたからだ。
ここから一番近いのは 一年生の部屋だろう。
何かあってからじゃ遅い もしもの為見に行くか……。
私は 面倒臭いと思いつつも 足を進めた。
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私が一年生の部屋がある所を 少し歩くと
空き部屋の前で布団を抱え体育座りをしている
下坂部くんを見つけた。
『……下坂部くん、?』
下坂部「ヒッ、!?……あ、ぁA、せ、せんぱっ、ぃ、?」
話をかけると こちらを見て怯える彼
そんなに怖いものがあったのだろうか。
『あらあら、そんな脅えてどうしたんですか?』((ニコッ
下坂部「ぅ゛うっ Aぜんばぃっ、!、!!」((ポロポロッ
『あら……大丈夫ですよ。』((ギュッ
怯えてるので 怖がらせないように隣に膝を着き屈むと
泣きじゃくりながら抱き着いてきた下坂部くん。
どうやら相当怖かったみたい。
『……大丈夫 大丈夫。』((トントンッ
下坂部「うぅっ ぐずっ ふぇっ……」
私は彼が落ち着くまで 背中を摩り続けた。
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≧(´▽`)≦アハハハ(プロフ) - 零さん» あっ!!!ごめんなさい!!読み間違えですすうぅ!!! (2023年1月20日 19時) (レス) id: e7824447b0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - ≧(´▽`)≦アハハハさん» 頑張ってください!…あと自分の名前は「しずく」じゃなくて「れい」です…紛らわしくてすみませんm(_ _"m) (2023年1月20日 18時) (レス) id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
≧(´▽`)≦アハハハ(プロフ) - 零さん» 雫さんコメントありがとうございます!!続き頑張りますねええええ! (2023年1月20日 0時) (レス) id: e7824447b0 (このIDを非表示/違反報告)
零(プロフ) - 続きが速く見たいです! (2023年1月13日 18時) (レス) @page23 id: 730adcd2c0 (このIDを非表示/違反報告)
≧(´▽`)≦アハハハ(プロフ) - 風華さん» 風華さん!コメントありがとうございます!間違えてました!!なおします!!!!! (2023年1月2日 18時) (レス) id: e7824447b0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:≧(´▽`)≦アハハハ | 作成日時:2023年1月2日 16時