S C R α M β L E【イナGO】

17.同レベル ページ18

――――――とりあえず制服じゃ動きにくいから葵ちゃんから予備のユニフォームを借りた





なんでこんなことに…



「んまあいいや。京ちゃん、まずは私からボール奪ってみ？」





「え、相手は剣城ですよ！？」



近くにいた松風天馬くんが私を心配していた





「大丈夫よ。女子だからってあんまなめたらだめだよ」




人差し指をたてて唇にあてるA



そこからのAの瞳の色が変わっていることに気がついた天馬は息を呑んだ







「上等だ…。いくぞ！」


「こい！」






京ちゃんがまっすぐ、ボールを取りに来る






でも


まっすぐにボールを奪いに来てもだめなんだよな





「よっと」


つま先を使ってボール拾い上げリフティングしながらかわす







「まだまだねー京ちゃん♪」


「昔っからサッカーだけの運動能力はよかったけど、少しは腕を上げたなA」







そんなやりとりをしながら2人のサッカーを見ている葵ちゃんたちがいた









「すごいね天馬、あの剣城くんと同レベルで張り合えるなんて…」


「…あぁ、俺すっごいワクワクしてきたよ…！」






「しかもなんか剣城くん…練習しているときより楽しそうだな」


「え、いつもの剣城じゃないの？」





そう発言した天馬にため息をこぼす葵



天馬はそれに対し「どうしたの葵？」というけれど

葵は「天馬にはまだ早かったね」と言った




.




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涼野ユキです、お久しぶりです！


学校行事でいそがしくなり、そしてなうテスト期間です(¯_¯;)



これからもっと忙しくなるのであまり更新できなくなると思いますが少しずつゆっくり更新していきたいと思います。



よろしくお願いしますm(_ _)m


評価もぜひお願います！

18.握られた手→←16.練習相手

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