時計の ページ20
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「……え？」
頭を軽く叩いて、現実へ引き戻す。
普くんは食い気味に、
「今日の放課後、教室に来て、
一瞬誰かわからなかったけど、あれはおねーさんだった」
彼の沈んだ声色に、違和感を覚えた。
電話だとしても、これはおかしい。
もっと喜ぶべきものだと思う。
ずっと会いたい人に出会えたのだから。
「だけど……おねーさん、あの日のままだった」
わたしの口から間抜けな音が漏れる。
彼はこう続ける。
「身長も、髪の長さも、顔も、
全部昔と一緒だった。
まるで……」
「ドッペルゲンガー？」
彼の台詞を奪う。
ドッペルゲンガー。
この世界には、三人のそっくりさんがいて、
自分のそっくりさんに、会ってしまったら、
命は奪われてしまうとか。
そんな噂。
「ううん。おねーさんも、
もっと成長してるはずだし。
まるで、おねーさんの時間だけ、
止まったみたいな」
時計の針が止まっても、
時間はどんどん過ぎていく。
彼女の時間が止まっても、
周りはどんどん変わっていく。
何故、彼女の時計の針は、止まってしまったのだろう。
「それで、思い出したんだけど、
初めて会った時、おねーさん、
幽霊が、つけるみたいなやつ付けてた」
時間が、止まったような気がした。
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......................................................
どう頑張っても、夢主のキャラがぶれるんですけど……
ブレッブレなんですけど……
うおんおおん；
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めーぷる - すごく感動しました。どうしよう、泣きすぎてパーカーの袖グシャグシャ・・・これからも頑張ってください。何か、素敵な作品をありがとう！って感じです。(語彙力が…) (2019年11月8日 11時) (
レス) id: f01d8b6a59 (このIDを非表示/違反報告)
#花シカ - 正直、素晴らしいにも程があると思う…才能の塊… (2019年10月7日 22時) (レス) id: d50ff21fc0 (このIDを非表示/違反報告)
ミルクショコラ - 泣きました。さいっこう！！これからも頑張って下さい！ (2019年9月2日 21時) (レス) id: a2c6795623 (このIDを非表示/違反報告)
らて(プロフ) - もっけ太郎さん» ありがとうございます！ (2018年8月13日 9時) (レス) id: b22609da49 (このIDを非表示/違反報告)
らて(プロフ) - みゃのさんさん» ありがとー！ (2018年8月13日 9時) (レス) id: b22609da49 (このIDを非表示/違反報告)
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