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歩き慣れた道を二人で歩いて
よく使う自動販売機でホットコーヒーを買う
「 プリンセスも何か飲みますか？ 」
「 プリンセスー？ 」
なんだそれーなんて笑いながらコンポタお願いしまーすと言われてコンポタのボタンを押すと、静かな空間にガタンっと缶の落ちてくる音が響く
「 どーぞ 、熱いからね。気をつけるんだよ 」
「 ありがとー、 あちっ 」
俺からコンポタを受け取ってあったかーいって頬に擦り寄せてる
「 そこの公園行こっか 」
「 うん 」
公園に入ってふたつ並ぶブランコに腰掛けてゆらゆらと揺られている
「 ねぇ、れいくんにとって私ってどんな人？ 」
「 好きな人 」
「 そーじゃなくってさぁ 、 こんな存在！みたいな 」
「 んー、 太陽みたいに光ってて俺を照らしてくれて、
今こうやって見える星みたいに夢をくれて、何より俺に勇気と元気をくれる人... かな 」
「 わたしそんなすごい人なの？ 」
「 俺にとって、世界でたった1人の好きな人だからね 」
「 太陽にも、星にもなれてるんだ 」
「 そうだよ 」
「 うれしい 」
マフラーに顔を埋めて、照れた顔を隠す仕草
「 大好きだから、離すつもり無いから。 覚悟しといてよ 」
「 離されるつもりないし、私だってれいくんから離れてやんなーい 」
「 ... A 」
ブランコから立ち上がって、Aの前でしゃがんで下から見上げる
「 れいくん？ 」
と、俺の名前を呼んで手を取ってくれる
「 あのさ、 」
「 うん 」
「 世界中の誰よりも、Aを幸せにしたい 。
ずっと、隣でAのコロコロ変わる表情を見ていたい 」
「 .. うん 」
「 .. 俺とさ、一緒に暮らさない ？ 」
「 へ... ほんとに... ? 」
「 一緒にいたいんだ、ずっと 。」
「 私も、一緒にいたい！ 」
ギューッと抱き着いてくるA
「 ずっと一緒 .. 嬉しい 」
「 本当はプロポーズしたいとこだったけどもう少し... 」
「 待つよ 、わたし 。 」
「 え？ 」
「 そんなの何年も待つ覚悟の上でれいくんと居ること自分で選んだんだよ 」
「 ... うん 」
「 私だって、世界中の誰よりもれいくんを幸せにしたい 」
「 ... ありがとう 」
立ち上がって、俺から抱きしめる
「 A 、 これ 」
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sana(プロフ) - きぬさんの作品、全部大好きです！koi to meお願いしたいです。これからも応援してます！ (4月11日 15時) (
レス) id: 31aad99eed (このIDを非表示/違反報告)
は〜(プロフ) - ありがとうございました！！素敵なお話でした。 (4月10日 14時) (レス) @page16 id: f81e54f298 (このIDを非表示/違反報告)
tomomiiii(プロフ) - 書いてくださりありがとうございます!! 素敵すぎました。 (4月10日 2時) (レス) @page16 id: 80faf05431 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - tomomiiiiさん» リクエストありがとうございます！お話書いてみましたので、ぜひ一読してみてください (4月10日 0時) (レス) id: da40122be3 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ワンエンのGIFTでお願いしたいです！ (4月9日 22時) (レス) id: 0375f71da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：きぬ | 作成日時：2023年12月20日 17時
