You are れい ページ6
【 カップル 】
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「 れいくん、どうしたの?ぼーっとして 」
「 最近さ、仕事いそがしくさせて貰って前みたいに会いたい時に会えない日ができて寂しい思いさせてないかなって 」
そばに居れるこの時間が嬉しい
その分、会えない時間はとても寂しくて
毎日でも一緒にいたいって思ってしまう
毎日毎日、君への想いが溢れるんだよ
「 俺、Aに夢中だからさ 」
I'm into you
「 不器用で、上手く伝えられないけど何度でも言いたい 」
「 なんか、恋愛ドラマのセリフみたいだね 」
「 じゃあ今からもっとくさい言葉言うね? 」
「 えー恥ずかしいな 」
「 いーから、こっちおいで 」
先程よりも距離を詰めて、向かいあわせの君の両手を自分の両手で重ねて
「 世界中の誰よりもAだけをずっと見つめてたい 」
「 ふふ、 なんか照れるなぁ。わたしも。れいくんをずっと見つめてたいな 」
そんな嬉しい言葉を返してくれたと思ったら
「 きゃー!はずかし! 」
なんて抱き着いてきて、俺の胸に顔を埋める
「 かわいいなぁ、もう 」
「 この雰囲気耐えれないよー 」
「 えー?俺の王子様な感じ受け入れられないのー? 」
「 王子様ー? 」
ははって、 可愛い笑い声で無邪気に笑うA
その笑顔が見たくって、ついふざけちゃうんだ
.... さっきの言葉は本気なんだけどね
「 ねぇねぇ、 れいくん、少しお散歩しない? 」
「 いいね、 今日は満月だね〜 」
アウターを着て、マフラーをして家を出る
ポケットに小さな箱を忍ばせて
「 ふー、さむいね 。れいくん手冷たくなってる 」
「 Aといるから心はポカポカだけどねー 」
「 あらうれしい 」
空を見上げると綺麗な満月
「 きれー ... 」
マフラーに口元を埋めて、月を見るために上を向いて手を伸ばすA
月明かりに染まって、照らされるAがとても綺麗でつい見とれてしまう
「 A 」
「 んー? 」
ぱっちりとした瞳と視線が絡む
「 大好きだよ 」
「 ふふ、 わたしも、大好きだよれいくん 」
見つめ合う時間が長ければ長いほど、
愛おしいという気持ちが溢れてくる
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sana(プロフ) - きぬさんの作品、全部大好きです!koi to meお願いしたいです。これからも応援してます! (4月11日 15時) (レス) id: 31aad99eed (このIDを非表示/違反報告)
は〜(プロフ) - ありがとうございました!!素敵なお話でした。 (4月10日 14時) (レス) @page16 id: f81e54f298 (このIDを非表示/違反報告)
tomomiiii(プロフ) - 書いてくださりありがとうございます!! 素敵すぎました。 (4月10日 2時) (レス) @page16 id: 80faf05431 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - tomomiiiiさん» リクエストありがとうございます!お話書いてみましたので、ぜひ一読してみてください (4月10日 0時) (レス) id: da40122be3 (このIDを非表示/違反報告)
ひー(プロフ) - ワンエンのGIFTでお願いしたいです! (4月9日 22時) (レス) id: 0375f71da0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:きぬ | 作成日時:2023年12月20日 17時