. ページ27
楓弥side
部屋に向かったはやちんをみて、
俺はリビングで携帯を弄りながらさっきの事が頭いっぱいで
確かに言い方良くなかった、でも心配してるのも分かって欲しかった。
何より嫌いって言われたこと結構ショックだったな
颯 「 ふみ 、 Aから聞いた 」
楓 「 俺も悪かったって思ってるよ 」
颯 「 心配して、雰囲気悪くなってつい言いすぎたんだろ？ 」
小さく頷くと頭を撫でられて
颯「 お互い悪いって思ってるなら仲直り。 A意地でも部屋から出てこないと思うよ 。行ってきな 」
楓 「 でもさっき、嫌いって言われたし 」
颯 「 嫌いって言ったこと1番後悔してたよ 」
楓 「 部屋行って追い出されないかな 」
颯 「 大丈夫だから、いってきな 」
はやちんに言われて、いま部屋の前
何となくドアを開けるのに勇気がいる
楓 「 ふぅ、 」
深呼吸して、ドアを開けるとそこにAが立ってた
楓 「 わ！びっくりした ！ 」
「 ふみ .... ごめんなさい 」
ポロポロと涙が流れてて 、 思わず抱き寄せてしまったけど嫌がってる様子はない
それどころかぎゅーって俺の背中に手を回してる
楓 「 俺こそごめん、言い方良くなかった 」
「 嫌いって嘘だから、 勢いで言っちゃって、 そのっ .. 」
楓 「 ショックだったけど、 でも俺も間違えた言い方したし変に疑ったし 」
「 ほんとにね、ふみが思うようなことはなくてね、 あのほんとに 」
楓 「 大丈夫、分かってる。ごめんね嫌な思いさせて。」
「 ふみ.... 」
楓 「 仲直りでいい？ 」
こくこくと頷くA
楓 「 よかった 」
頭を撫でて、 おでこにチューすれば濡れた瞼のままニコニコと俺を見上げる
楓 「 リビング行こ 」
Aの手を引いてリビングに行けばソファで寛いでるはやちん
颯 「 仲直りしました？ 」
「 しました 」
楓 「 お騒がせしましたー 」
俺がラグの上に座れば後ろからピッタリとくっついてくるA
颯 「 はー、 もうそんな距離感？ すごいねぇ 」
「 あ、ごはん作らなきゃ 」
楓 「 俺も手伝う、一緒にやろ？ 」
「 ありがと、ふみ 」
結局その日一緒に寝て無事仲直りした
楓 「 あ、 嫌いってもう言わないでね 」
「 言わない！約束する、 ふみ大好きだもん 」
楓 「 ならよかった、 約束ね 」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 193人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告感想を書こう！(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
ﾐｸﾐﾝ(プロフ) - 突然すみません。お話がキュンキュンすぎてもう10回以上見てしまってます(T^T) 機会がありましたら続編お願いします(*^^*) (1月12日 18時) (
レス) id: 84607b15cb (このIDを非表示/違反報告)
アイ(プロフ) - 最後の最後はよかったです！ありがとうございます！！ (1月11日 3時) (レス) @page36 id: 1468c8b5e1 (このIDを非表示/違反報告)
ひー - きぬさん» 書いていただきありがとうございました（ ; ; ）♡ きぬさんの書かれるものがほんとに好きです！！これからも楽しみにしてます！ (11月10日 13時) (レス) id: 0375f71da0 (このIDを非表示/違反報告)
きぬ(プロフ) - ひーさん» あまあまはやちんですねー！リクエストありがとうございます！かきます♫ (11月9日 16時) (レス) id: da40122be3 (このIDを非表示/違反報告)
ひー - きぬさん» ご返信ありがとうございます！そうなんですね（ ; ; ）はやとくんに甘やかされるお話が見たいのですがリクエストは可能ですか、、？ (11月8日 23時) (レス) id: 0375f71da0 (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：きぬ | 作成日時：2023年9月14日 21時
