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8.幽霊、手間取る包帯 ページ29

どうも、中島敦です。
もうすぐハロウィンということで仮装をしています。



「敦くんはゴーストだったね」




「はい。この布かぶるだけじゃダメなんですか?」




「そんなものは仮装とは言わん。簡単なものを用意してやったんだからちゃんと着ろ」





国木田さんに着方を教えてもらって、やっと着れた。思ったよりぶかぶかだけど、あったかくて面白い。





「なんかイマイチだね」




「それは僕がですか?それとも仮装がですか?」




「さぁ、どっちでしょう。
ちょっと敦くん、これつけてみて」





太宰さんに渡されたものをかける。
っていうかあれ確実にぐるぐるメガネですよね!?




「あっははははっ!!!
やばい、似合うっぅ!!!」




「似合いますか?」




「何をしている………これを持ってみろ」





国木田さんから渡されたものを取って見る。
国木田さん?明らかにこれは魔法少女のステッキですよね??遊んでるんですか?





「おぉ、似合う」





「ひぃっwwww真顔でwwエッヘェwwww」




太宰さんが気持ち悪くなってきたので机に置く。イマイチだけどなんか良いものがない。
太宰さんが涙を拭いて、ふと僕の腕に何かを巻いた。





「私の包帯、貸してあげるよ」




「………あ、ありがとう、ございます」




包帯を巻く手が優しくて、なんだか急に真剣になるから、この人がわからないと思った。
包帯を両腕に巻き終えて、少しだけ垂らして見ると、なんとなく雰囲気が出た。





「よし、これでいいよ」




「うわぁぁ!なんか雰囲気ありますね!」




「喜んでくれたようで何よりだよ」





そろそろ行かなきゃいけない時間だ。
太宰さんに別れを告げて扉に向かった。





「…………人虎め」





恨めしそうな瞳は無視して通るのが大変でした。







「ふぅ、敦くんの準備も終わったし、きゅーけー!」




「お前は次に出番だろうが」




「太宰さん、お暇なら僕にも包帯を」



「え、やだ」←




「!?」




こんな会話も知らないままで僕はハロウィンの街へと繰り出していった。




ーーーーーーーーーーーー



やぬっちゃん 様からのリクエストで
【太宰さんからもらった包帯を巻けずに戸惑っている敦くん】
でした。




はい、おわかりだろうか。
完全にお題とずれました!!!
包帯巻いてもらってるし!戸惑ってないし!
すみませんでしたぁぁぁあ!!!

やり直し受け付けます。

9.絡まるらるりら→←舞台裏の続き



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赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - NamE.薆さん» マジっすか!全裸待機しときます。 (2017年12月29日 22時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
NamE.薆(プロフ) - 赤珠(元 チョコうさ。)さん» 新双黒の方も近々出します!! (2017年12月29日 22時) (レス) id: 71af860354 (このIDを非表示/違反報告)
赤珠(元 チョコうさ。)(プロフ) - 太宰さんが!!ヤバス!! (2017年12月29日 20時) (レス) id: 5fa7fae13e (このIDを非表示/違反報告)
琴葉(プロフ) - 最後は綺麗なピタゴラスイッチ← (2017年12月25日 15時) (レス) id: 5a56e3c42b (このIDを非表示/違反報告)
やぬっちゃん(プロフ) - ありがとうございます!大満足です!敦君可愛い!やり直し前も好きです! (2017年12月17日 23時) (レス) id: b3f470051e (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:NamE.薆 | 作成日時:2017年10月20日 23時

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