SEVENTEEN right here !

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宿舎に戻って みんなが疲れて寝てしまってる中

僕は練習室にいた

さっきから頭に浮かぶのは

僕の顔が真っ黒に塗りつぶされたフォトカードに

" 日本人のくせに!(さっきの言葉) "

みんなから 温かい言葉をかけてもらっても

そのことが頭からどうしても離れなくて眠れなくて

何をするわけでもなく ぼーっと椅子に座る

外はもう すっかり明るくなっていた時

携帯から着信音が



Prrrr Prrrr

「もしもし？」

" …アキ "


珍しい人からの電話

メッセージのやりとりはあったけど

これは初めてだ


「どうしたの、グクヒョン？」

JK「ぁ、いや…その…」


…あのことかな？

ネットではもうニュースになってたし…


「…もしかして サイン会のこと？大丈夫だよ！気にしないで！警察が来たのはビックリしたけど僕は大丈夫だから！」

JK「で、でも…！」


ごめんね、ヒョン…

正直 今は誰とも話したくないんだ


「ヒョン！ごめんね、僕 作業に戻んないと… 心配してくれてありがとう！」

JK「ぁ、アキ…ッ！」ﾌﾞﾂｯ ﾂ-ﾂ-

「ﾊｧ…」


せっかく心配してくれてたのに…

…ヒョンにまで嫌われちゃうかな…？

ファンに嫌われて

せっかく仲良くなったグクヒョンにまで嫌われて…

…バカだ、僕…


ﾋﾟｺﾝ

？

【アキ、話したくなかったら話さなくていいよ】

【でも、また前みたいに僕の話聞いてくれる？】



グクヒョン…

本当に僕のこと心配してくれてたんだ…



【ヒョン、電話切っちゃってごめんね】

【もちろん、僕も話 聞きたい！】

ﾋﾟｺﾝ

【よかった、ありがとう】

【…あとね、僕のメンバーがアキのカトク知りたいって言ってて教えてもいい？】


ば、防弾先輩が…？！そんな！！


【ぼぼぼくのでよけつたら！！！】

ﾋﾟｺﾝ

【焦りすぎて誤字ってるじゃんㅋㅋ】

【ありがとう！】


ど、どうしよう

グクヒョンだけでも慣れるのに時間かかったのに！



ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ ﾋﾟｺﾝ

【JIMINがあなたを追加しました】

【JINがあなたを追加しました】

【윤기があなたを追加しました】

【남준があなたを追加しました】



？！？！？！









…ほ、本物だよね…？(本物です)

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