45.デート�� ページ45
Your.side
しばらくボーッと
水槽を眺める。
あぁ、また泣きそう。
涙腺がゆるむ。
フワッと横から伸びてきた腕が、
グッと私の身体を引き寄せた。
九条さんの体温は
悲しみを消し去って
不思議な気分にさせてしまう。
ｸｼﾞｮｳ「違うとこ行こか。」
差し出された手に、
自分の手を重ねる。
大きくてあったかい。
その手に引かれて
公園に来た。
九条さんはブランコに腰掛けて、
タバコに火をつける。
ふーっと煙を吐く。
ｸｼﾞｮｳ「最近さ、健人の様子変なんやけど、
Aちゃんなんか知っとる？」
健人さんか。
『関係あるんか分かりませんが、
最近避けられとる気が、、、。』
ｸｼﾞｮｳ「そういうことか。」
『なんか知ってるんですか？』
ｸｼﾞｮｳ「いや、こっちの話。
そっか、、、。」
考え込む九条さんを見て、
話の内容を聞くのを躊躇った。
ｸｼﾞｮｳ「今日、家行ってもええ？」
『私はええですけど、
お兄ちゃんたちがなんて言うか。』
ｸｼﾞｮｳ「急に行った方がおもろいやろ。」
ニヤっと笑って
歩き出す九条さんの後を
追いかけた。
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まめ(プロフ) - あっかさん» ありがとうございます！実はまだ肝心なエンディングが決まってなくて、ある日突然急展開するかも知れません笑気長にお待ちいただけると幸いです。 (2020年9月28日 17時) (
レス) id: 2549a6da7c (このIDを非表示/違反報告)
あっか - ジニさんの妹設定のお話は新鮮でこれからの展開が気になりすぎてます！すごくおもしろいです！！応援してます！無理のないようがんばってください！！！ (2020年9月28日 0時) (レス) id: 00b8a7cd76 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：まめ | 作成日時：2020年9月10日 21時
