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「え....と.....じゅんくんに、好きって言ってから....好きな気持ちが抑えられなくって、抑えようとしてるのに、溢れて、好きで、好きになっちゃダメなのに、」
「ダメなの？」
「え？」
「俺の事、好きになっちゃダメなの？」
「っ...うん、ダメ。じゅんくんに迷惑掛けちゃう」
あまりにも真っ直ぐすぎる視線に耐えきれず、つい逸らしてしまう。
「こっち見て」
すると、ほっぺたをむぎゅっと掴んで顔を向き直される。
「迷惑って何？なんで俺のこと好きになると迷惑掛けるってことになるの？俺はあの時、初めて好きって言われて嬉しかった。ずっと待ち望んでた言葉だった。だから、これから...時間は掛かるだろうけど、いつかは一緒になれるんだって思った。」
鼻にかかる、甘い声。
話してしまおうか。
この優しさに、甘えてしまおうか。
それを望むなら....
「今までも充分じゅんくんに甘えて来たけどね...？もっと、甘えていいの？じゅんくんの優しさにつけ込むような、そんな汚い大人だけど....本当にいいの？」
「いいよ。Aさんのことなら、全部受け止められる。」
一瞬の迷いもない、疑念の余地も無いほど綺麗な目。
助けて貰ってばかり、情けない。
1回はもうおわりにしようと決めたけど、ここまで来てしまったらもう後戻り出来ない。
完全に、じゅんくんに堕ちてしまった。
それから、ぽつりぽつりと、事のあらすじを話す。
静かに、時折頭を撫でてくれながら聞いてくれた。
「______ってこと...。じゅんくんはさ、まだまだ先が長いでしょ？だから、どうなるか分からない生活とか、させたくない...。断るなら、今のうちだよ？」
恐る恐るじゅんくんの顔を見ると、優しく微笑んでた。
「Aさん以外、何も要らないから。」
「えっ？と...それはどういう...」
「どんな暮らしになろうと、俺はAさんが居れば幸せだよ。.....今までブレーキ掛けてたの、Aさんだけじゃないから。だから、これからも一緒に居ていい...？」
「...うんっ、もちろん」
「嬉しい」
目を細めて、幸せそうな顔をするじゅんくん。
すると私の手を触り出し、器用に指輪を外す。
「これ、もういらないよね？」
「...うん。どんなに時間がかかっても、絶対じゅんくんと一緒になるから。待っててね...」
岡田准一(年下)×不倫
fin.
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ミナミ(プロフ) - みるくプリンさん» コメントありがとうございます！励みになります(〃´o｀) (2023年2月5日 18時) (
レス) id: 858a3e2b9b (このIDを非表示/違反報告)
みるくプリン(プロフ) - いのっち優しい、癒される(*´艸`)続きが楽しみです、更新頑張って下さいね✨ (2023年2月5日 0時) (レス) id: 49fc610c53 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ミナミ | 作成日時：2023年1月28日 10時
