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story1 ページ2

久々に自分の事務所、「スタジオ大黒天」へと顔を出した。


何故なら普段は開かないLINEを開いた時、雪ちゃんと黒山さんから鬼のように連絡が来ていたからだ。

ちなみに既読は付けなかった。((()))


大黒天には、可愛らしい双子と、とてつもない美人の女の子がいた。

『えなになになになに。えなに、待って理解が追いつかないんだけど。もしかして誘拐?通報しようかな。』

雪「待って待って待って。落ち着いて頂戴 Aちゃん。」

『おいコラァ髭ぇ!アンタ自分の理想の為についに誘拐なんてしやがって…、失望したよ!』

黒山「いきなり来て勝手に勘違いすんじゃねえ!」

一通り大騒ぎした後、ようやく事情を知り、ついでに大量の通知に既読を付け、ソファへと腰掛けた。

『いきなり大騒ぎしちゃってごめんね〜。
初めまして、鈴夜 Aです。 改めましてよろしくね。えーと、キミは?』

景「夜凪 景。役者。」

『ほんほん、いいね、綺麗な目ぇしてる。
黒山さん!私この子気に入った!!!』

綺麗な瞳だった。僅かな濁りも無く、無邪気という言葉がそのまま当てはまる女の子。

黒山さんはため息をついたが、雪ちゃんは嬉しそうにしていた。すると、雪ちゃんが急に黒山さんに言った。

雪「あっ、そうだ。Aちゃんにも行ってもらえば良いじゃないですか? 景ちゃんの新しい仕事。」

景「Aちゃんも役者なのね…。」

『役者じゃなきゃなんでここに来たんだって話だね。』

黒山「全く働かねえ役者だけどな。」

『黙れーい。』


結局訳の分からないまま、私は景…ちゃん、についていくことになった。

行き先は「劇団天球」。昔の私一回だけ世話になった記憶がある。でも劇団員とはほとんど会わなかったし、" 彼奴 " と一緒だった。

稽古場の扉を開けてまず目に入ったのは、言い合いをしている男女と、周りであたふたしている劇団員たち。


………どういう状況だよ。((

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白藍(プロフ) - アクタージュの小説なかなかなくて見つけられてめっちゃうれしいです!そしてストーリーとキャラが神ですねへへへ 更新されたら秒で見に行きます!!楽しみにしてます! (2020年8月6日 14時) (レス) id: 4f5acc476e (このIDを非表示/違反報告)
クルル(プロフ) - あ〜神ですね!はい!これからもご無理のないように更新待ってます! (2020年7月20日 23時) (レス) id: 5254ebaae5 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀木犀 | 作成日時:2020年6月27日 3時

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