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10話 ページ11

忍田「Aくん。」
『はい。』
忍田「Aくんはこの間の入隊式の日、風間隊員と引き分けていただろう。」
『そうですね。』
忍田「何故普段、本気で戦っていないんだ?」

……なんでだろう。やばい1回でも考えたこと無かったよ。なんでだっけ?あ、そうだ思い出した。

『本気で戦う意味が無いからです。』

忍田「それは…つまりどういうことだ?」
『オレたちボーダーは市民を守るのが役目です。だから隊員同士の戦いを本気でやる必要性が感じられなかった。ただそれだけです。』

忍田「そうか…。それは余計な詮索をしたな。すまなかった。」
『いえ。ところで、用というのはそれだけでしょうか。』
忍田「きみには次の大規模進行は本部の周囲で戦ってもらう。そこの迅隊員の未来予知だ。」

『未来予知…???』

忍田「……迅、何も説明せずに連れてきたのか?」
迅「あはは〜、遊真たちとの話で盛り上がっちゃって」

嘘つけや。

忍田「とりあえず…、きみが本部の周囲で戦うことによって被害が減るそうだ。」
『了解。』
忍田「それから…。」
『はい?』
忍田「隊を組む気は無いのか?」
『微塵もないです。』ズバッ
忍田「ちなみに何故か教えて貰えるか?」
『オレは遠征とか、上に行きたいとか、そういう願望が微塵もないので、隊の士気を下げちゃうかなぁと。』
忍田「なるほど。まあ大規模進行が終わったあとでもいい。考えてみてくれ。」
『了解。』

城戸「…A隊員、感謝する。もう下がっていい。」
『了解。失礼します。』
城戸「迅。」
迅「はいはい。」
城戸「お前ももう下がれ…。」
迅「りょーかい!」


司令室から出て行った。この後どうするかなんて考えていると、迅さんが声をかけてきた。のと同時におしりを触って来た。

『バイパー』
迅「軽いスキンシップじゃない落ち着いて?!」
『死に腐ってくれないかな。』
迅「辛辣っっっ!」

この人の事嫌いだ。オレ。()

迅「ちょっとお茶でもどう?」
『結構です。』
迅「なんが奢るよ?」
『ゴチになります。』
迅「いや切り替えはや。」

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設定タグ:ワールドトリガー , オリキャラ   
作品ジャンル:アニメ
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白狐(プロフ) - すっごい良かったです!リクエストに答えてくれてはありがとうございました! (2020年5月16日 0時) (レス) id: 002b072ada (このIDを非表示/違反報告)
銀木犀(プロフ) - 白狐さん» リクエストありがとうございます!荒船さんですね!小話が終わったら書きます!応援ありがとうございます! (2020年5月15日 0時) (レス) id: d3af7e70e2 (このIDを非表示/違反報告)
白狐(プロフ) - 了解しました!これからも、応援しています!因みに、自分のリクエストは「荒船哲次」さんです! (2020年5月14日 23時) (レス) id: 002b072ada (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:銀木犀 | 作成日時:2020年5月12日 3時

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