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慶一郎side
「ごめん！充電切れてた！」
「じゃあ、俺のこと嫌いになった訳じゃないの？」
「だから、嫌いになるわけないって言ってるだろ？
昨日の夜、充電をするのを忘れてて、今日仕事から帰ったら充電しようと思ってたんだけど、仕事から帰ったら途端にああなっちゃったから、すっかり忘れてた。」
なんだよ、そんなことだったのかよ。
「ほんと、人騒がせ。
祐也のこと慰めるの、大変だったんだぞ。」
「ごめんって。お詫びになんか本でもあげるわ。」
「約束だからな。」
良かった良かった、これで一件落着だ。
「もう11時近いし、もう帰るな。
お世話になりました。祐、帰るよ。」
まっすーがそう言うも、祐也は反応がない。
もしかして？
「うわ〜、寝ちゃってるわ。」
やっぱり。祐也は、まっすーにすがりついたまま、夢の世界に行っていた。
よくそんな体勢で寝られるな、と思い苦笑いしてしまう。
「相当泣いてたから、疲れたみたい。」
「まっすーと仲直りして安心したのもあるんじゃない？
今日はもう泊まってく？連れて帰るのも大変でしょ。」
「ありがと。そうさせてもらうわ。」
ということで、布団を敷き、祐也を横に寝させた。
「まっすー、どこで寝る？」
「今日は祐と同じ部屋で寝るわ。」
「じゃ、二人で1つの布団を使ってね。」
「小山の家、もうひとつ布団無かったっけ？」
「俺、それ使ってここで寝るから。」
「なんでだよ。自分の部屋で寝ればいいだろ。
俺の部屋の人口密度高すぎかよ。」
「だって、俺だけ別の部屋って寂しいじゃん！」
「子どもか！」
シゲにつっこまれたけど、寂しいものは寂しいんだもん。
嫌だと言われないうちに、さっさと布団を持ってきてやった。
「そろそろ電気消していい？」
寝る支度を終え、シゲが訊ねる。
「待って、ねぇ、俺らもおんなじ布団で寝ない？」
「誰が寝るか。」
容赦のない拒否だ。
シゲらしいっていえば、シゲらしいんだけどね。
四人で一緒に寝るのは、いつぶりだろうか。
かなり長いことしていない気がする。
そう考えると、居酒屋でさんざん愚痴を聞いたのも悪くなかったと思えた。
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美香 - 更新楽しみにしてます！ (2020年3月14日 3時) (携帯から) (
レス) id: bc9b7c2b95 (このIDを非表示/違反報告)
手越祐也 - 更新楽しみに待ってます！ (2019年5月12日 23時) (レス) id: 3064372c7c (このIDを非表示/違反報告)
ころ - 更新楽しみに待っています！大好きなお話でとても応援しています！ (2019年2月26日 21時) (レス) id: 50a9274538 (このIDを非表示/違反報告)
てい - 更新待ってます、！ (2019年2月24日 17時) (レス) id: c764ff513e (このIDを非表示/違反報告)
あゆ - いつも更新楽しみにしています！！手越くんが風邪をこじらせて肺炎になって入院するお話が読みたいです！これからも応援しています！！ (2018年8月24日 18時) (レス) id: 50a9274538 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：作者 | 作成日時：2018年6月3日 19時
