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緑色side
赤｢かみちゃん、ちゃう！｣
｢えー、別にこれでもええやん｣
赤｢ちゃうちゃうちゃう｣
｢もぉ、めんどくさい｣
赤｢…｣
｢…うそ。ごめんて｣
思わず出た本音にしょんぼりするしげ。
今は、なぞなぞの時間らしい。
この時間が1番の謎やな。
｢しげ、次の問題は？｣
桃｢ほら、そんな拗ねてないではよやれや｣
赤｢分かっとるわ！小瀧うるさぁい｣
桃｢なんなん！？｣
｢ケンカしないの｣
赤桃｢｢こっちが！｣｣
お互いを指さす2人。
なんや、仲めっちゃええやん。
嫉妬するで？
｢どっちが悪いかやなくて。ケンカはあかん。｣
赤桃｢｢…｣｣
｢分かった？｣
赤｢…こたき、へんじ。｣
桃｢は？しげやん｣
黄｢神ちゃん怒らせんといてな｣
淳太の言った一言で、しげとのんちゃんは、姿勢をピンッと伸ばす。
赤桃｢｢…ごめんなさぃ｣｣
なんだか、お母さんになった気分。
｢2人とも、もう大人なんやから。くだらない事でケンカせんといてな。｣
赤桃｢｢はい｣｣
｢うん。じゃあ、しげ、さっきの続きやろっか｣
赤｢うん！｣
やっぱり子供やな。
紫｢淳太ー｣
黄｢ん？｣
みんなの視線が声を上げたはまちゃんに吸い寄せられる。
流星は寝てるけど。
紫｢あ、、なんでもない｣
黄｢？｣
赤｢はまちゃん、おかしくなったやん｣
桃｢もともとやで｣
赤｢可哀想やん(笑)｣
そんな会話の隣で、俺は、照史のことを見ていた。
やって、あの顔色。
最近忙しいってのはマネージャーさんから聞いていたものの、あれはなかなかキツそう。
目をぎゅっと瞑る姿が心配で、しげの相手をのんちゃんに任せて、俺はバッグを漁る。
たしか、あったはず。
｢あきと｣
橙｢…ん？｣
｢はいよ｣
目をゆっくり開けた照史に、コンビニで買ったゼリーと、いつも持ち歩いてる薬を渡す。
橙｢…気づいとったん？｣
気まずそうに苦笑いする照史。
絶対隠そうとしてたやん。
気づいてよかった。
｢目眩するなら、これ。頭痛いんやったらこれ。で、熱が高いんやったらこれ。咳はでてないっぽいし、お腹も痛そうやないから、こんくらいあれば十分やろ？｣
橙｢はぁ…もんち、さすがやな(笑)｣
紫｢準備ええな｣
｢ゼリーはたまたまやけどな｣
最後に体温計を手渡して、さっき座ってた位置に帰る。
照史もあんま心配されるの好きやないしな。
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kana(プロフ) - イチゴさん» 素敵なリクエストありがとうございました。『君らしく』がリクエスト作品となっています。またのリクエスト、お待ちしております(*´ω`*) (2021年9月4日 14時) (
レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - はるさん» ありがとうございます(ToT)楽しんでいただけて嬉しいです!!リクエスト、了解しましたm(_ _)m (2021年8月30日 0時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いています！リクエスト失礼します。メンバーと会えず1人仕事が続いていた神山くんが精神的に不安定になり、ご飯が食べられず、眠れなくなってしまい、久しぶりに会えたメンバーにたくさん甘やかされるお話が読みたいです！ (2021年8月30日 0時) (レス) id: 6f5750cffd (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - s.d.westさん» 素敵なリクエストありがとうございました！『可愛い寝顔』がリクエスト作品となっています。またのリクエストお待ちしております(*´∀｀*) (2021年8月28日 9時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Fujitanatsuki14さん» リクエストありがとうございます！了解です(*´ω`*) (2021年8月27日 17時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kana | 作成日時：2021年7月25日 11時
