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青色side
諦めのついたらしい神ちゃんは、俺に寄りかかってぼーっとしてる。
緑｢…ん｣
俺の肩に顎を乗せて、
緑｢りゅーせい｣
ってちっちゃい声で呼んできた。
｢はぁい｣
ちょっと神ちゃんの方を向くと、嬉しそうに笑ってくれた。
かわいい。
緑｢ほっぺた、あかい？｣
｢かみちゃんの？｣
緑｢うん｣
｢まっかっか。りんごみたい｣
緑｢…りゅうせいの手、冷たそうだなぁ｣
さっきからずっと感じる視線。
顔を上げると、
赤｢なんでや、流星だけ。｣
桃｢しげは、さっきかみちゃんに嫌われたやん｣
赤｢嫌われてへんし｣
桃｢嫌われてたやん｣
赤｢ちゃうし｣
子供みたいなことで揉めてるふたり。
いつもなら、｢けんかしないの！｣って、止めに入る神ちゃんやけど、今日はしんどそう。
神ちゃんのおでこに手を当てると、アイスクリームみたいに神ちゃんの表情がじんわりと溶けていく。
｢気持ちいい？｣
緑｢ぅん、つめたいの｣
｢神ちゃん、熱あるからそう思うねんで。｣
緑｢でも、流星の手、冷たいよ？｣
俺の手に自分の手を重ねて、冷たい冷たい！ってアピールする神ちゃん。
近くにいた望のほっぺに手を当てると、残念そうな顔をされた。
桃｢ん、なに？｣
｢俺の手、つめたい？｣
桃｢ぬるい｣
｢ほら｣
つまりは、
｢神ちゃん、熱高いってこと｣
緑｢…もぉ、やぁだっ、｣
グズグズしながら抱きついてきた。
ここ最近、ちょっと頭痛いとか、ちょっとだるいとか、ちょっと具合が悪かった様子の神ちゃん。
そのちょっとが重なって、今日はこんなに辛いのかもな。
赤｢かみちゃん、｣
しげは、相変わらず神ちゃんのことになると心配そうに眉を八の字にする。
それを見て、望がいつものように呆れ笑いを浮かべる。
桃｢そんな心配せんでも、大丈夫やって｣
俺を抱き枕にして、いつのまにか夢の中に潜っていった神ちゃん。
しげは、そんな天使の頭を撫でながらウトウトしていた。
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kana(プロフ) - イチゴさん» 素敵なリクエストありがとうございました。『君らしく』がリクエスト作品となっています。またのリクエスト、お待ちしております(*´ω`*) (2021年9月4日 14時) (
レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - はるさん» ありがとうございます(ToT)楽しんでいただけて嬉しいです!!リクエスト、了解しましたm(_ _)m (2021年8月30日 0時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
はる(プロフ) - はじめまして、いつも楽しく読ませて頂いています！リクエスト失礼します。メンバーと会えず1人仕事が続いていた神山くんが精神的に不安定になり、ご飯が食べられず、眠れなくなってしまい、久しぶりに会えたメンバーにたくさん甘やかされるお話が読みたいです！ (2021年8月30日 0時) (レス) id: 6f5750cffd (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - s.d.westさん» 素敵なリクエストありがとうございました！『可愛い寝顔』がリクエスト作品となっています。またのリクエストお待ちしております(*´∀｀*) (2021年8月28日 9時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - Fujitanatsuki14さん» リクエストありがとうございます！了解です(*´ω`*) (2021年8月27日 17時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kana | 作成日時：2021年7月25日 11時
