にじいろFamily #4

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桃色side

｢とも、ハッピーバースデー｣

緑｢わぁあ！ありゃーと！｣

｢んふふっ、どういたしまして｣

ほんま、ともが天使すぎてほっぺ落ちそうやわ。

緑｢のんちゃん！見て見て！｣

俺が買ったのはおもちゃの汽車ポッポ。
あ、乗れるやつやで。

かわいいやろ。(ともが)

｢とも、今日から車掌さんやな｣

緑｢社長さん？｣

｢ううん。しゃしょうさん｣

緑｢さしょさん？｣

｢んふふっ、言われへんのか(笑)そっかそっか。かわいいな｣

ともとイチャイチャしてたら、後ろからすんごい足音が。

ダダダダダダダダ

赤｢のんちゃ！どいて！｣

肩を押されて床に手を着く。

｢！？なに！｣

赤｢とも！だいから、これ、あげる！｣

みんなを見ると、優しい笑顔。

横を見ると、だいの真っ赤な顔。

あ、なるほど。

緑｢なぁにこれ｣

赤｢っ！て、て、てがみ！｣

今までずっと恥ずかしくて渡せなかったんやな(笑)
で、いま勇気が出たと。

そういうことなら俺は確かにどかなあかんな。

そっとソファーに移動する。

青｢望、大人なったやん｣

｢もともと大人やし｣

からかってくる流星を横目に、2人を見守る。

緑｢だい、よんで？｣

赤｢だ、だいが…？｣

緑｢うん！だい！｣

戸惑いと照れを隠しきれない様子。

赤｢…む、ムリやから、あとで、りゅうせいに呼んでもらって！｣

黄｢うわっ、逃げた。ダサ｣

橙｢ちょ、なんてこと言うん(笑)｣

真っ赤な顔で照史に抱きつくだい。
可愛らしい。

紫｢ちょっと恥ずかしかってんな(笑)｣

うん、と頷くだいをずっと眺めてキョトン顔なとも。

｢とも｣

緑｢ん？｣

…

｢えええ！ちょ、流星！いまの顔、めちゃめちゃ可愛かってんけど！？！？｣

青｢ちょ、うるさい。はよ写真撮っとけ｣

｢あーあー、可哀想に。流星は生で見れへんかったんや。あー、可哀想。｣

青｢ともの可愛い顔なら毎日見てんで。気にせんで大丈夫。｣

｢ちょっと、何言ってるか分からない｣

青｢分かってるやろ｣

ともにとって、幸せな一年になりますように。

赤｢うわぁぁあんっ、読まれへんもぉんっ、ｸﾞｽﾞｯ｣

黄｢なにをそんなにチキっとんの｣

紫｢照れ屋さんやなぁ｣

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