にじいろFamily #4

2人だけの夢の国 ページ23

桃色side

｢じゃあ、電気消すよ？｣

赤緑｢｢はぁーい！｣｣

今日、この家には俺以外に大人が居ない。
ほんっっっっっっまに心細いねんけど！？

流星くらいおってくれてもええやん

だがしかし、特典もあんで。

赤｢のんちゃんの隣、だい！｣

緑｢とも、のんちゃんとだいの隣！｣

と、言って俺の横に来ただい。
ともは、その間に無理やり入った。

赤｢とも、あっち｣

緑｢んーん、ここ｣

赤｢やだ｣

緑｢ともも、やだ｣

｢とも、のんちゃんの隣だけじゃ、いや？｣

緑｢やだ｣

え、傷つくんだけど

赤｢もぉ、しょうがないなぁ｣

いいよ、と諦めただいは、絵本を取りにベッドを降りた。

｢とも、だいがいいよだって｣

緑｢…｣

｢ともも、たまにはちゃんと譲ろうな｣

緑｢…はぁい｣

｢ん、いい子｣

緑｢のんちゃん、ぎゅっ｣

｢なーに急に甘えん坊さんなの？｣

緑｢りゅぅ、いないの、？｣


でたでた。流星大好きともくん。

｢流星はね、今日お仕事｣

緑｢やぁやっ、ｸﾞｽﾞｯ、りゅうと、ねんねしたい｣

｢あ、泣いとると流星帰ってこないよ？｣

緑｢なんでっ、やだっ！！｣

すぐ泣き止んだともに、苦笑いをこぼす。

ほんとに、流星大好きやん(笑)

｢明日、朝帰ってくるから。ともが起きたら多分もういるよ？｣

緑｢っ！ほんと！？｣

｢うん。だから早く寝よ？｣

緑｢うん！｣

布団に潜り込んだとも。
早く流星に会えるといいね。

…悔しいけど。

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