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桃色side
「とも、寝とらんかったん？」
目をパチリと開けて俺の方を見つめてくるとも。
緑「のんちゃ、」
ぎゅっと抱きついてきたともをぎゅっと抱きしめ返す。
「どしたー？」
緑「うぅ、ｸﾞｽﾞｯ」
突然泣き始めたともに戸惑いながらも頭を撫でる。
「怖い夢でも見たん？」
腕の中でぶんぶんと首を振っとるのが伝わってきた。
「お腹すいた？」
またも、ぶんぶん。
「じゃあ、トイレ行きたいん？」
緑「とも、一人で行けるもんっ」
じゃあ、なんで泣いとるん…
「そんな泣かんといて？どしたん？」
うるうるな目で俺を見上げた天使。
そんな天使の泣いとる理由は、尊いものだった。
緑「のんちゃ、元気…？」
「ぇ？」
緑「のんちゃん、元気やないと、ともも、元気やない…」
「とも…」
もっとずっと強くともを抱きしめる。
やって、こんなん、
「可愛すぎやろ…」
緑「のんちゃんに元気なって欲しいの、ともくん。
やからね、ぎゅってしたげる！」
「おん、してや」
そういうと照れくさそうにぎゅっと抱きしめてくれた。
緑「ともくん、魔法しゃん、使えとう？」
首を傾げてまだ不器用な、舌っ足らずな言葉を紡ぐとも。
「めっっっちゃ使えとるよ。とものおかげで、のんちゃん元気になったんとちゃうかな」
緑「わぁっ！ほんま？ほんま？」
「ほんまに。すごいな？とも」
緑「んふっ、あのね、あのね、」
布団の中でじたばたしとるともを無理やりに抱きしめる。
「なに？魔法教えてくれるん？」
そう聞くと驚いた顔のとも。
緑「だーめよ？魔法はともくんしか使えへんの」
「そうなん？じゃあ、だめやなぁ」
緑「ともね、のんちゃんが元気になるようにね、魔法のね練習したの！だからね、のんちゃん、すぐ元気になる！」
はぁ…もう可愛ええって…
「ともぉ〜、ありがとう。大好きや」
緑「ともは、あいしとーよ？」
…ぇ、
緑「のんちゃ、顔まっかっか！
あっちっちなん？あっくん呼んでくる！」
「あ、」
え、今、とも、
『あいしとーよ』って…
「はぁ…可愛すぎやって…」
いつの間にか居なくなったとも。
眠気が回ってきて、そっと目を閉じると、
すぐに夢の中に。
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kana(プロフ) - meiさん» リクエスト、ありがとうございます。黄×緑ですね！承知致しました ！そろそろお話がいっぱいになってしまうので、にじいろFamily#3にて更新させていただきます。早めに更新できるよう、頑張ります！ (2021年3月26日 22時) (
レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
mei(プロフ) - リクエスト失礼します！黄さんにベタベタになる緑さんが見たいです！毎回更新楽しみにしてます！！ (2021年3月26日 20時) (レス) id: d640fb8256 (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - しろネコ。さん» リクエストありがとうございました！いやもう、リクエストからして可愛かったですもん…！実を言うと、私も書きながらニヤケていました。｢あへ、可愛いぞ…これは。｣なんて言いながら…(笑)またのリクエストお待ちしております。 (2021年3月20日 11時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
しろネコ。(プロフ) - リクエスト応えていただきありがとうございます!もう可愛すぎました…最高です!!ずっとニヤけ顔で読んでました((これからも更新頑張ってください!! (2021年3月18日 1時) (レス) id: ec713a0c6b (このIDを非表示/違反報告)
kana(プロフ) - しろネコ。さん» コメントありがとうございます^ ^今週中には更新できるように頑張ります。私の作品が大好きだなんて……！！嬉しすぎてニヤニヤしちゃいます(笑)ありがとうございます！ (2021年3月1日 23時) (レス) id: 2e189ebea0 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：kana | 作成日時：2021年2月14日 10時
