にじいろFamily #1 (ページ15)

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夢に溺れぬようにページ15

桃色side

「ともー、だいー、そろそろ昼寝の時間やで」

緑「とも、眠く、ない、」

と言いながらあくびをする。
めちゃくちゃ眠いやないか。

赤「だいも、眠くないで！」

こっちはたしかにめっちゃ元気や。

「眠くなくても寝なあかんで？」

緑「…おにしゃん来てまう？」

赤「だい、食べられる…？」

「あー、せやな。あと、サンタさんも来なくなるで」

2人は、お昼寝をしないと鬼が来たりサンタさんが来なくなったりすると思ってる。

なんか、純粋で可愛いよな(笑)

赤緑「「っ、それはいやや！」」

「じゃあ、昼寝しような？」

ともは、ライオンさんの着ぐるみパジャマに着替えて、だいは、お馬さんのぬいぐるみを持って寝室に向かった。

緑「なぁ、のんちゃん、」

服の袖をぐいっと引っ張られた。

「ん？どしたん」

緑「ともくん、寝るから、ちゃんとしゃんたしゃん(サンタさん)来る…？」

…かわええっ、

「おん、きっと来るで。ともはええ子やから」

赤「だいは？だいは?!」

「ん？だいのとこにも来んで？あたりまえやん」

赤「んふっ、楽しみやな？とも」

緑「なぁ？」

天使が微笑みあっている。その写真を撮って、そろそろちゃんと寝かせることにした。

「ほら、はよ寝や」

緑赤「「はーい」」

そそくさと布団に潜り込んで、寝息を立て始めた2人を確認してから、部屋を出た。