長男からの超難問【鬼滅の刃】

問10 ページ11

Aside



教室まで来るのでこんなに疲れたことは無い。



一日の体力半分は使った気がする。

今になって竈門くんと同じクラスじゃなくて良かったと実感できた。


「ふぅ…」


息を落ち着かせて席に着く。


「お疲れだねぇ」


急な声にまた方が跳ね上がる。

バッと振り向くとそこにはニコニコ？いや、にやにやした顔の華子がいた。


いかにも話を聞きたそうな顔でこちらを見る。

無駄に顔が整ってるのもまたウザったらしい。



「華子は美人だからいいよねぇ。」




キラキラ艶々な黒髪も毛穴のない肌も全て交換したい。
隣にいると華子を目立たせる不細工みたいじゃないか。


「えぇ、そうかなぁ。
私はAも可愛いと思うよ？茶髪だし。


背が小さいのは羨ましい！」



珍しく親友から思いっきり褒められて少し鼻が高い。


茶髪というのは校則違反だが善逸と同じように思いっきり地毛。

母の父、いわゆる祖父がフランス人なため一応クォーター。

でも私は普通に日本人。


校則違反してるのは前々からお気に入りだった。
なぜなら竈門くんとお揃いだから。、


でも今はすぐにでも黒に染めたいくらい。




「朝さぁ冨岡先生いると止められるんだよね。

でも今日いなかったの、ラッキー！」




冨岡義勇先生は竈門くんと昔から知り合いらしくて見つけたらたまに話している。

でも私は逃げるしかない。





「どうだったの？告白」





きだぁぁぁぁぁぁ。


話逸れたから忘れたかと思ってた……！！

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