問4 ページ5
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「好きです」
そこから時間はかからなかった。
幼馴染みの黄色頭我妻善逸の力を経て私は竈門くんに接近。
すれ違えば会話する程度には発展して
そのままよくある放課後呼び出して
告白。
なんとも漫画にはありそうでなさそうな展開で竈門くんの恋話とか聞かないから
付き合える線もあるかなぁ、なんて妄想もある。
“放課後、空き教室で待ってます”
ベタな置き手紙を靴箱に入れただけ。
それに占いもビリだった。
今日は化粧も薄いし
髪もせっかく可愛く巻いたのに体育のせいでぼろぼろ。
多分格段に成功率は下がってる。
ラッキーカラーは赤。
唯一の救いといえば彼の瞳は赤く綺麗なところ。
あの目がすごく好きだった。
どこかの有名人よりもはるかに透き通ってて暖かい。
「ホント?」
何故かどんどん近づいてくる彼から後退りしてしまう。
なんだか今日は少し違う。疲れているのだろうか。
ひた、とちょうど背中にドアが当たる。
でも彼は迷わず進んでくるばかりでどうしようもなくなる。
そして不意に伸びてきた竈門くんの綺麗な手、
ふわっと体が動き出す。
ずぎずきと背中に痛みが走って思わずぎゅぅと握りしめた目を恐る恐る開けると
竈門くんと天井が嫌ほど目に入った。
「ぇ……?」
して、今に至る。
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ヒナコ(プロフ) - sheepさん» クロスオーバーって難しそうですよね…私でも出来そうなもので頑張ってみます!応援ありがとうございます! (2020年1月20日 21時) (レス) id: bf5f6a841a (このIDを非表示/違反報告)
sheep(プロフ) - クロスオーバーとかみたいです。これからも更新頑張ってください!!! (2020年1月19日 23時) (レス) id: e49b981c97 (このIDを非表示/違反報告)
ヒナコ(プロフ) - MOMOさん» コメントありがとうございます。物凄く遅い更新になるかと思いますがよろしくお願いします! (2020年1月2日 22時) (レス) id: bf5f6a841a (このIDを非表示/違反報告)
MOMO - 更新頑張ってくださぁぁぁぁい! 待ってまぁす! (2020年1月2日 15時) (レス) id: 427f0b9904 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:ヒナコ | 作成日時:2019年12月30日 23時