84th。秀太side ページ5
貴「好きの気持ちが。」
亜胡はそう言った。
その横顔はちょっと悲しそうで。
貴「好きっていう気持ちがわかんないからにっしーにもすぐに返事が出来なくて。ゆっくりでいいよって言われてもそんなに長く待たせてもよくないでしょ?」
秀「まぁそうだな。」
貴「だから…。」
ガチャ
亜胡が何か続きを言おうとした時、屋上のドアが開いた。
誰だよと思ってドアの方を向くと。
秀「千晃…。」
千「やっぱりここか。」
貴「千晃だー。」
千晃は呆れたようにこっちに近づいてきた。
貴「どうしたの?」
千「どうしたのはこっちのセリフ。秀太はちょっと考え事って言って出て行ったし、亜胡はにっしーに呼び出されたからにっしーと帰ってくるかなと思ったらにっしーしか帰ってこないし。しかも2人ともチャイム鳴っても帰ってこないし。」
千晃が一気に言った。
なんかごめんだわ。笑
貴「ごめんね。ちょっと考え事してて。」
千「亜胡の考え事はだいたいわかる。秀太はわかんない。」
そりゃね。
わかんないようにしてるからね。
あなたにだけは。笑
貴「私はわかるよ。」
千「えっ⁉︎なんで⁉︎教えて!」
貴「それはダメだよー。」
千「もー。亜胡のけち。」
貴「いーもん。けちで。」
千「ぶー。」
最高に可愛いなおい。笑
あ、みなさんもうおわかりですよね?
前にも言ったとおり俺は千晃のことが好き。
それを気付いてないのがこの鈍感娘。
まぁなんで好きになったかというのは…。
秀「さ、教室戻ろ。」
千「んー。亜胡帰るよー。」
貴「あいよー。」
また今度。笑
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maho(プロフ) - *AnnA*さん» いえいえ(^^)v (2015年2月8日 19時) (携帯から) (レス) id: 952225dae7 (このIDを非表示/違反報告)
*AnnA*(プロフ) - mahoさん» ありがと\(//∇//)\ (2015年2月8日 19時) (レス) id: c3f58c7be3 (このIDを非表示/違反報告)
maho(プロフ) - あこちゃんファイト!! (2015年2月8日 19時) (携帯から) (レス) id: 952225dae7 (このIDを非表示/違反報告)
*AnnA*(プロフ) - Aquaさん» ありがとうございます!m(_ _)m (2015年2月3日 23時) (レス) id: c3f58c7be3 (このIDを非表示/違反報告)
Aqua - 面白いです!やっとくっついたー♪ (2015年2月3日 22時) (レス) id: 952dcdb6e1 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:*AnnA* | 作成日時:2015年1月13日 18時