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8話 ページ8

家に帰ってフラフラとベッドにダイブした


まさか、エマちゃんと好きな人が同じなんてそんなの考えなかった


「ぅ…」


涙が止まらなかった


私は、ドラケンくんのことを諦めなければならないのだろうか


私が諦めなかったらエマちゃんと友達で居られないかもしれない


いや、ほぼ友達には戻れない

だって気まづいし、エマちゃんが仲良くしようとしてくれても私が気を使っちゃう

エマちゃんとも友達でいたいしドラケンくんも諦めたくない

そんなの欲張りかな?わがままかな?



どうしたらいいのだろうか


結局、泣き疲れて眠ってしまった




それから、誘いを全て断るようになった


せっかく遊べるのにこの関係はいつまで続くか分からないのに


断るのはとても勇気のいることだった


何のために今まで頑張ってきたのだろうか

わからなくなる


まだ決断が固めきれてない


何も考えたくない


エマちゃんとライバルになるなんて

ドラケンくんはエマちゃんを好きなのかなって

2人は結ばれるのかなって


嫌だ嫌だ、何も思い出したくない

考えたくない


死にたくなった


メンタルボロボロじゃんかよ

だっさ

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作者名:なち | 作成日時:2021年8月4日 21時

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