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廉がレジに行ってる間、私はお店の中を回った。
うわっ、これ可愛い！……たっか！！
なんて思ってると
後ろから聞いたことあるような声が聞こえた。
……そんなわけないやんな。
紫耀くんに彼女なんて。
ていうか、ここにいるわけ…。
そう思って振り返ると、そこにはお店に入ってくる紫耀くんと高橋先生の姿が見えた。
紫耀くんやっぱり彼女いたんや。
それが、まさか高橋先生やったなんて。
まぁ、高橋先生綺麗やし可愛いもんな。
惚れるのも仕方ないよな……。
あー、失恋しちゃった…。
「もう！平野先生何言ってるんですか！
そんなわけないやないですか(笑)」
「ハハッ、そうかそうやんな(笑)」
めっちゃ楽しそうやん。
アピールしたつもりやったけど、
届いてへんかってんな。
明日から保健室通われへんな。
「お待たせ。」
「……」
「……A？」
「…あ、廉」
「どうしたん？」
「なんもない！
それより、早く他のところ行こう！」
紫耀くんたちにバレないように、
廉の腕を引いてお店を出た。
そして、そのままショッピングモールを出た。
「ちょ、待てって。」
「何…」
「おま……
なんで泣いてるん」
「泣いてなんか…」
「泣いてる」
廉にそう言われ、手を頬に当ててみると
手の平が濡れた。
私、泣いてたん……？
「こっち」と廉に手を引かれて連れてこられたのは、
ショッピングモール近くの公園。
「で、どうしたん？
話せやんかったら話さんでええから」
「あんな、さっきの店で紫耀くんと高橋先生見てん…。」
「平野と高橋が？」
「うん…。」
「そんなわけないやろ」って廉なりに一生懸命励ましてくれてるけど、
私この目でしっかり見たもん。
はぁ……。
もう、不登校なりたい。
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めろ(プロフ) - このお話好きです！番外編も長いバージョンみたいです！ (2016年10月29日 9時) (
レス) id: b9ea3e1f15 (このIDを非表示/違反報告)
な - 凄いでな って言ってるところとかの で の部分は全て ねん だと思います（＞＜）上からでごめんなさい！！でもこのお話面白いです！更新がんばってください！！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 9c204d3c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優愛（ゆい） | 作成日時：2016年10月13日 23時
