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放課後になり、1人でコピーしようと思ってたけど
頼まれた枚数があまりにも多いから
部活に行こうとしている廉を引っ張って印刷室に来た。
隣で「はよ部活行きたかったわ」とか文句をグチグチ言ってる廉を睨んで作業をしていく。
「はい、これ」
「なんでこんなん持たなあかんねん
重すぎやろ」
「男やろ。」
文句を言いながらも印刷した紙を持ってくれる廉に感謝してすべて刷り終えるのを待つ。
印刷室にはコピー機の音だけが響いた。
「…なぁ、」
「ん？」
「それ出てなくない？」
「え？」
廉にそう言われ、コピー機を見ると紙は半分だけ出てきてて、
頼まれた数にはまだまだ程遠い枚数だった。
…壊れてる？
ど、どうしよー！
………あ！
テレビ叩くみたいにこれも叩いたら直るかな？
そう思って、コピー機を叩こうとしたら廉に止められた。
「お前、考え方昭和か」
「へ？」
こいつエスパーや。
私、叩こうって一言も言うてへんで。
ひぃー、怖い怖いー。
「はぁ、
出来てる分だけ平野に持っていって
残りは明日に回せばええやろ。」
そう言って、コピーしたものをもって颯爽と印刷室を出て言った廉。
私も少しだけコピーされたものと原稿を持って、廉の後を追う。
ほら、廉ってなんやかんややってくれるねん。
てか、あと少しで紫耀くんに会えるやん。
スキップしながら保健室に入ると
紫耀くんはニコニコして「ありがとう」とだけ言った。
コピー機が壊れた事を説明して
保健室のソファに腰掛ける。
「あれ、永瀬はココにおらんの？」
「はよ部活に行きたいんで」
「そっかー。
それなら、しゃーないな！」
紫耀くんは保健室の入口で廉を見送って、
二つのコーヒーをいれてから
私の前のソファに座った。
紫耀くんに差し出されたコーヒーを1口飲んで紫耀くんと話を始める。
この時間が1番好き。
クラブの怪我した人がココに来る事はあんまりないから、
2人だけの時間になる。
たまに紫耀くん目当てで来る人おるけど
すぐに手当てする紫耀くん
だけど、女の子側もすぐに帰ろうとはせずに、
紫耀くんと話したいから喋ろうとするけど結局帰される。
女の子達が保健室に来る度、毎回毎回私を睨んでから保健室を出ていく。
女の子ってほんとに怖いわ〜。
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めろ(プロフ) - このお話好きです！番外編も長いバージョンみたいです！ (2016年10月29日 9時) (
レス) id: b9ea3e1f15 (このIDを非表示/違反報告)
な - 凄いでな って言ってるところとかの で の部分は全て ねん だと思います（＞＜）上からでごめんなさい！！でもこのお話面白いです！更新がんばってください！！ (2016年10月16日 22時) (レス) id: 9c204d3c4b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：優愛（ゆい） | 作成日時：2016年10月13日 23時
